- WBC2026準々決勝カード決定丨日本はベネズエラと対戦、米国は2位通過
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ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)2026はグループステージが終了し、準々決勝に進出する8チームが出そろい、準々決勝の組み合わせが決定。日本はベネズエラと対戦する。プールBではイタリアが4戦全勝で首位通過し、前回大会準優勝のアメリカ合衆国は2位で決勝ラウンド進出。各プールの結果と準々決勝カードをまとめる。
東京ドームで行われたプールCでは日本が4戦全勝で首位通過。プールDではドミニカ共和国が4連勝で1位となり、日本は同組2位のベネズエラと対戦することが決まった。
プールBはイタリアが4戦全勝で首位通過し、アメリカ合衆国も2位で突破。プールAではカナダとプエルトリコが決勝ラウンド進出を果たしている。
■準々決勝(日本時間)
3月14日(土)7:30:ドミニカ共和国 vs.大韓民国(ローンデポ・パーク)
3月14日(土)9:00:カナダ vs.アメリカ合衆国(ダイキン・パーク)
3月15日(日)4:00:イタリア vs.プエルトリコ(ダイキン・パーク)
3月15日(日)10:00:日本 vs.ベネズエラ(ローンデポ・パーク)
- アメリカがイタリアに敗れる“大波乱” 準々決勝進出決まらず敗退の可能性も… カナダとキューバは2勝1敗で並び直接対決へ
プールBは、全勝対決となったイタリア対アメリカ。試合はイタリアが6回に優勝候補のアメリカに最大8点差のリードを奪う展開。アメリカは終盤猛反撃に出るも、追いつくことはできずイタリアがアメリカに8-6で勝利。
プールBはアメリカ・イタリア・メキシコの“三つ巴”の戦いが繰り広げられており、3チームが3勝1敗で並んだ場合、当該チーム同士の失点率で争われます。アメリカはメキシコに5-3で勝利。そしてイタリアがアメリカに8-6で勝利。日本時間12日にメキシコーイタリアが行われ、その結果で準々決勝進出チーム2チームが決定する。
仮に最終戦イタリアが勝利すれば、準々決勝進出はイタリア、アメリカの2チームになるが、メキシコが勝利した場合、3チームが3勝1敗で並ぶことに。3チーム間の直接対決の勝敗では差がつかないため、その場合、失点率の上位2チームが準々決勝進出となる。
注目のイタリア-メキシコ戦は、3月12日、午前8時(JST)。
プールAはカナダがプエルトリコに勝利。プエルトリコが1次ラウンド突破を決めていて、カナダとキューバが2勝1敗で並びます。日本時間12日の直接対決で準々決勝進出チームが決まる。
プールDはイスラエルがオランダに勝利。すでに準々決勝進出はベネズエラとドミニカ共和国が確定。日本時間12日には直接対決が行われ、敗れたプールD2位通過のチームが準々決勝で日本と日本時間15日に激突する。- WBC一次リーグ 第四戦 チェコに苦戦を強いられるも終盤に突き放し4戦無敗でマイアミへ
満塁ホームランを放った村上宗隆 出典 SamuraiJapan
3月10日、一次リーグの最終戦で、侍ジャパンは4戦目でチェコと対戦。大苦戦を強いられたが、終盤になんとか得点を奪い9対0で勝利した。
侍ジャパン打線は、7回まで毎回走者を出しながらも、今大会での代表引退を表明している軟投派オンドレイ・サトリアと、22歳の本格派ミハル・コバラの両右腕の前になかなか得点を奪えず。
それでも先発の髙橋宏斗(中日)が「チェコの選手のスイングも強かったので細心の注意を払って投げました」と丁寧にアウトを積み重ねていく。150キロ台中盤のストレートと140キロ台中盤のスプリットで5回2死まで2安打5奪三振の好投を見せて先発の役割を果たした。
以降も2番手の宮城大弥(オリックス)は1回3分の1を無安打、国際大会初出場の金丸夢斗(中日)は2回無安打で打者6人から圧巻の5三振を奪って、スコアボードにゼロを並べた。
8回、打線がようやく繋がり、佐藤輝明(阪神)が死球で出塁すると、若月健矢(オリックス)がライト線へ二塁打を放ち、この中継が乱れている間に佐藤が生還し待望の先制点を挙げた。さらに周東佑京(ソフトバンク)がライトスタンドに飛び込む本塁打を放ちコバラをノックアウト。そして村上宗隆(ホワイトソックス)が満塁本塁打を放つなどして、この回一挙9点を挙げた。
そして9回は北山亘基(日本ハム)が三者連続三振を奪って試合を締めた。
井端弘和監督は試合後、村上の待望の一発についても「良いきっかけにしてもらえれば」と今後のさらなる活躍に期待をかけた。
先発で好投した高橋宏斗 出典 SamuraiJapa
打撃陣に不安 村上・岡本・近藤 投手陣はある程度収穫か
一次ラウンドを全勝で通過した「侍ジャパン」だが、打撃陣に不安を残した。
チェコ戦では大リーグ組の村上宗隆が満塁本塁打を放ち、岡本も二塁打を放ったが。ともに本来の姿には戻っていない。12打数無安打の近藤健介は、チェコ戦にも出場せず、その状態は大いに気がかりである。
大リーグ組の大谷翔平、鈴木誠也、吉田正尚は好調さを示しているが、村上宗隆、岡本和真、近藤健介がどこまで状態を上げられるかがポイントになるだろう。
一方、収穫があったのは投手陣。チェコ戦で先発の高橋宏斗は二塁を踏ませず、63球で4回3分の2を5奪三振、無失点。高めへの150キロ台中盤の直球と、スプリットで高低差をつけたピッチングは見事。大リーグの打者には落ちる球が有効とされ、期待が持てる。2番手の宮城は本来は先発だが、左の救援型投手としてもメドが立ったようだ。
安定感抜群の山本由伸は、これからも大黒柱になるのは間違いないが、韓国戦で立ち上がり連打を浴び3点を失点した菊池雄星、オーストラリア戦で2本塁打を浴びたストッパーの大勢は不安を残している。- WBC一次リーグ 第三戦 侍ジャパン 苦しみながらも4-3でオーストラリアを破り、3連勝で一次リーグ首位通過 吉田正尚が起死回生の逆転2ラン本塁打
起死回生の2ランホームランを放った吉田正尚 出典 Samurai Japan
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、3月8日に1次ラウンドC組日本対オーストラリアの試合が行われ、日本代表侍ジャパンは4-3で逆転勝利をおさめ、1次ラウンド1位通過を決めた。
侍ジャパンは菅野智之、オーストラリアはC.マクドナルドの先発でスタートした。先発の菅野は初回、3番A.ホワイトフィールド、4番A.ホールに安打を許して2死一、三塁ピンチを迎えが、J.デールを遊ゴロに抑えて、初回を無失点で切り抜ける。その後も相手打席に得点を与えず、4回、無失点に抑えた。 一方、打線は初回から走者こそ出すも、ホームの遠い展開が続く。4回には2死満塁で1番・大谷翔平が打席に立ったが、ここで二塁走者の牧秀悟が痛恨の牽制死。チャンスを活かせない展開が続く。5回まで2安打に抑え込まれた。
試合の均衡が破れたのは6回、前の回から登板した隅田知一郎が1死二塁のピンチを背負う。ここで二塁走者のホワイトフィールドが三盗を仕掛けた際に、捕手・若月健矢が悪送球。この間に生還を許し、先取点を奪われる。 しかし7回、2死一塁で打席には4番・吉田正尚。5番手のJ.ケネディが投じた2球目を振り抜くと、打球は右中間スタンドへ飛び込む起死回生の逆転2ラン本塁打。吉田の2試合連続となる一発で、侍ジャパンが逆転に成功。エラーでの失点で、嫌なムードが広がったが、それを一掃する会心の一撃だった。
侍ジャパンは、続く8回に、2アウト満塁のチャンスに鈴木誠也が四球を選び追加点、続いて代打・佐藤輝明のタイムリーツーベースで合わせて2点を追加、試合を決定付けた。 最後は守護神・大勢が4番ホール、6番ウィングローブにソロ本塁打を浴びたが、後続を抑えてかこうじて逃げ切り4-3で勝利。大勢は本塁打を2本も浴びて、締まりに賭けるピッチング、今後に懸念を残した。
これで侍ジャパンは見事に3連勝で、念願の予選ラウンド1位通過を決めた。
4回無失点の好投 菅野智之 出典 Samurai Japan
天皇・皇后両陛下、愛子さんが観戦する天覧試合。天覧試合は昭和天皇以来の60年ぶり。
出典 Olympicscom
- WBC一次リーグ 第三戦 侍ジャパン 苦しみながらも4-3でオーストラリアを破り、3連勝で一次リーグ首位通過 吉田正尚が起死回生の逆転2ラン本塁打
起死回生の2ラン本塁打を放った鈴木誠也と6打数5安打、2本塁打と絶好調の大谷翔平 出典 IOC News
2ラン本塁打を放った鈴木誠也 出典 Samurai Japan
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、3月7日に1次ラウンドC組日本対大韓民国の試合が行われ、日本代表「侍ジャパン」が8ー6で激戦を制した。 韓国戦の「侍ジャパン」の先発は菊池雄星(ロサンゼルス・エンゼルス)、1回表、いきなり韓国に連打を浴び3点を先制される。いやなムードを吹き飛ばしたのが鈴木誠也、1回裏に、四球の大谷翔平を塁において、2ランホームランを放ち、2点を返して2-3に。3回裏では大谷翔平が2試合連続、鈴木誠也が2打席連続のホームランを放ってリードを奪うと、吉田正尚もソロホームランで5-3とした。大リーガー3人の競演だった。しかし4回表には、2番手の伊藤大海が、韓国のラストバッター、金彗成にツーランホームランを浴び、同点に追いつかれる、ここで踏ん張った「侍ジャパン」は、7回裏、2連続四球で押し出しで勝ち越し、さらに4番の吉田正尚のタイムリーヒットで2点、合計3点を追加(8-5)して試合を決める。韓国は4番手の松本裕樹に、連打を浴びせ1点を返され、四球でツーアウト満塁の大ピンチを招いたが、見逃し三振を奪い切り抜けた。最後はクローザー、大勢が締めくくり「侍ジャパン」が逃げ切って1次ラウンド2連勝とした。
試合後、記者会見に臨んだ大谷翔平は、「一番大きかったのはやっぱり(鈴木)誠也の2ラン」と仲間を称えつつ、両チームの健闘に「素晴らしいゲームで、どちらが勝ってもおかしくない、そういうゲームだったと思います」と語った。
9回裏 センターの守備に入った周東佑京は、大飛球を好捕する超ファインプレー 「侍ジャパン」勝利に貢献 出典 Samurai Japan
- WBC一次リーグ 初戦台湾戦 大谷翔平満塁ホームラン 13-0で7回コールド勝ち 今日は韓国戦
出典 IOC News
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、日本代表「侍ジャパン」が3月6日、東京ドームで行われた1次ラウンドC組初戦で台湾(チャイニーズ・タイペイ)を七回コールドの13−0で破り、大勝スタートを切った。日本は打線がつながって13安打で13得点。二回に打者15人、7安打を集めて一挙10点を挙げた。1番DHの 大谷翔平(ドジャース) が先制の満塁本塁打を含む3安打(二塁打、満塁本塁打、右前打)、5打点の活躍で、投げては先発の 山本由伸(ドジャース) から5人の継投で台湾を1安打零封した。
先発した山本由伸は、山本(ドジャース)は三回二死まで投げて無失点。最速158キロの直球に、鋭く落ちる150キロ前後のスプリットを交えながら無安打、2奪三振、53球で好投した。しかし、三回になって制球を乱し、デッドボールに続いて2連続フォアボールを出して、二死満塁のピンチを招き、降板した。体調は万全ではなかった可能性があり、今後の登板に不安を残した。 「侍ジャパン」守りの要、8番源田壮亮は3安打4打点と気を吐いた。台湾(チャイニーズ・タイペイ)戦勝利の功労者である。
- WBC開幕 初戦は台湾戦 山本由伸先発 中継はネットフリックスが独占 地上波放送なし
国・地域別対抗戦ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が3月5日開幕した。、動画配信大手Netflix(ネットフリックス)が、大会側と日本国内での独占配信契約を結び、日本国内ライブ配信サービスを独占、地上波の放送はない。Netflixは、全47試合をライブとオンデマンドで配信する。Netflixが日本国内でスポーツイベントのライブ配信を行うのは初めて。中継番組制作は、日本テレビが行う。
3月5日の開幕戦では、1次ラウンドC組の2試合が東京ドームで行われ、豪州が2024年の「プレミア12」で優勝した台湾を3―0で下した。2試合目は韓国がチェコを11―4で破った。
Netflixの契約料金は、広告付きスタンダードプランで498円(44%引き 初月のみ)、スタンダードプラン(広告なし)で795円(50%引き)、プラミアムプランで1145円(50%引き)で、2月19日から3月18日までの期間中にNetflixに入会した場合に適用される。
山本由伸 出典 IOC News
- Netflixの放映権料 前回大会から5倍も急騰 150億円前後 思惑通りの成果は得られるか
米動画配信大手『Netflix』は8月26日、来年3月に開催予定の第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本での独占放送権獲得を電撃発表した。連覇を目指す侍ジャパンの試合を含む全47試合をライブおよびオンデマンドで配信するが、テレビでの地上波では見ることができなくなることから、日本国内では大きな波紋が広がった。
23年の前回大会決勝、9回2死で大谷翔平(当時ロサンゼルス・エンジェルス)が米国の主将マイク・トラウト(エンジェルス)から空振り三振を奪い14年ぶりに世界一を奪還した。WBCの歴史上でも最高の名場面と謳われるような名シーンが、来年3月にはNetflixでの配信のみになる。
前回大会まではWBCを組織するWBCIが東京開催試合の運営・興行を担ってきた読売新聞社を通じ、国内の民間放送局などに放送・配信権を付与。テレビ朝日とTBSが地上波での生中継を行ない、アマゾン「プライムビデオ」でもネット配信で中継された。前述した侍ジャパンが米国を下して3度目の世界一を飾った決勝戦は、平日午前帯にもかかわらず地上波で平均世帯視聴率42.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の高視聴率を記録。WBCは国民的行事として大きな社会現象を巻き起こした。
Netflixでの独占配信決定を受け、日本野球機構(NPB)は26日に出した声明で「本大会の放送・配信に関する権利は主催者であるWBCIが独占的に保有しており、今回の決定についてはWBCIから事前に通告を受けておりました」と説明。同大会の東京ラウンド主催の読売新聞社は同日に「本大会では、WBCIが当社を通さずに直接Netflixに対し、東京プールを含む全試合について、日本国内での放送・配信権を付与した」と声明を発表。こちらはこれまでの協力関係を無視するやり方に不快感を示し、憤りとも受け取れる内容だった。
日本列島が波紋が広がるなか、米エンタメ業界誌『Hollywood Reporter』は、野球ビジネスに参入したNetflixについて、「Netflixのライブスポーツ事業は、前回のWBCで優勝した日本にも範囲を広げた」と注目。「日本はWBCの契約に最適な市場かもしれない」として、「2023年のWBCでは侍ジャパン7試合のうち6試合は、日本で3000万人以上の視聴者を集め、世帯シェアは米国のスーパーボウルに匹敵する数字だ」とし、Netflixのライブスポーツ・イベント事業が新たな市場へと拡大する動きを伝えた。そして「見過ごせない問題なのは、このストリーミング大手が“日本国内の放映権のみ”を取得するという点だ」と指摘。Netflixのターゲットは、日本市場での配信サービスの優位性を確保すること、その狙いは明白だろう。
Netflixの日本国内の契約者数は 、1000万超、配信サービス・シェアは27.1%で第一位、広告付き格安プランの導入でシェアを上げた。二位はU-Nextが、契約者数500万超となり、シェア17.1%、Netflixとの差は広がったが、米ワーナー・ブラザース・ディスカバリーのコンテンツの独占配信権を取得したり、楽天モバイルとの協業を展開したりしてNetflixを猛追している。TBSやテレビ東京と提携しているのも強みだ。配信マーケットのシェア争いの激化が、NetflixのWBC独占配信につながった。
前回大会の放映権料が30億円規模だと推測されるなかで、今回は150億円前後に急騰した放映権料にテレビ放送関係者の懸念が広がっている。ちなみに米国におけるWBCの放映権およびストリーミング配信権は大手放送局『Fox Sports』が保有している。
豊富な資金力で話題性のあるドラマ制作に定評あるNetflixは近年スポーツ中継に力を入れている。24年12月にはプロボクシング元世界ヘビー級王者マイク・タイソン対ジェイク・ポールの試合を独占配信。話題性のあるカードは1億人を超える視聴があったとされる。さらにクリスマスのNFL2試合を全世界ライブ配信し、こちらも大成功を収めた。日本の全国民75%が見たとされるWBCに大金を投入したのも当然の選択だったのかもしれない。
しかし、Netflixの思惑通り、契約数増に繋がるかは不透明である。3月18日までのキャンペーン中は、破格の半額割引で、加入者は確実に増加すると思われるが、WBCが終了すれば解約する契約者がほとんどと思われる。これまでテレビ見られていたWBCの中継をNetflixが独占したことについては「横暴」と反発する視聴者も多いだろう。果たして150億円を投じたNetflix、それに見合う成果がでるのか注目される。
- 日テレ、Netflixの「WBC2026」独占ライブ配信映像の中継制作を受託
日本テレビ放送網のWBC特番 出典 日本テレビ/Tver
- 日本テレビ放送網は、WBC2026で、Netflixが独占ライブ配信する映像の中継制作を手がけることになった。放送権がないので地上波での試合中継はないが、関連特番などを放送する。 1次ラウンドの東京プールでは、日本戦4試合を含む10試合の国際映像を日テレが制作する。また準々決勝(フロリダ)、準決勝、決勝では、5試合で日本向けのユニー映像(独自映像)の制作を担当する。あわせて日本テレビの地上波では、WBC2026開幕特番など9つの特別枠放送。ニュース番組や情報番組でも取り上げるなど、Netflixのプロモーションパートナーとして大会を盛り上げる。 Netflixは、2025年8月にWBC2026の全47試合を独占生配信すると発表。これに対し、東京ドームで行われる10試合を運営する読売新聞社が異を唱えたものの、NHKや民放各社は報道目的でのハイライト放送に限定された。その中で日テレは特番などにより差別化する戦略だ。しかし、視聴率40%が期待できるキラー・コンテンツをNetflixに奪われた民放各社の反発は強く、WBCの報道を日本テレビ以外は抑える雰囲気も生まれている。「敵に塩を送った」日本テレビ、その対応は吉とでるか凶とでるか、注目である。
◆日本テレビが3月に放送する9本の関連番組
〈1〉5日午後7~9時 「ワールドベースボールクラシック開幕特番 世界一受けたい授業」
〈2〉7日午前8時25分~9時25分 「ワールドベースボールクラシック詳報!侍ジャパンvsチャイニーズ・タイペイ」
〈3〉8日午前9時25分~10時25分 「ワールドベースボールクラシック詳報!侍ジャパンvs韓国」
〈4〉9日午後10時~11時 「ワールドベースボールクラシック詳報!侍ジャパンvsオーストラリア」
〈5〉11日午後7時~9時 「ワールドベースボールクラシック詳報!侍ジャパンvsチェコ」
〈6〉13日午後7時~8時54分「人生が変わる1分間の深イイ話ワールドベースボールクラシック特別編」
〈7〉15日午後6時~同55分 「ワールドベースボールクラシック詳報!準々決勝」
〈8〉16日または17日午後10~11時 「ワールドベースボールクラシック詳報!準決勝」※は準決勝の試合日程より放送日が決定
〈9〉18日午後7時~8時 「ワールドベースボールクラシック詳報!決勝」- 日本テレビ放送網は、WBC2026で、Netflixが独占ライブ配信する映像の中継制作を手がけることになった。放送権がないので地上波での試合中継はないが、関連特番などを放送する。 1次ラウンドの東京プールでは、日本戦4試合を含む10試合の国際映像を日テレが制作する。また準々決勝(フロリダ)、準決勝、決勝では、5試合で日本向けのユニー映像(独自映像)の制作を担当する。あわせて日本テレビの地上波では、WBC2026開幕特番など9つの特別枠放送。ニュース番組や情報番組でも取り上げるなど、Netflixのプロモーションパートナーとして大会を盛り上げる。 Netflixは、2025年8月にWBC2026の全47試合を独占生配信すると発表。これに対し、東京ドームで行われる10試合を運営する読売新聞社が異を唱えたものの、NHKや民放各社は報道目的でのハイライト放送に限定された。その中で日テレは特番などにより差別化する戦略だ。しかし、視聴率40%が期待できるキラー・コンテンツをNetflixに奪われた民放各社の反発は強く、WBCの報道を日本テレビ以外は抑える雰囲気も生まれている。「敵に塩を送った」日本テレビ、その対応は吉とでるか凶とでるか、注目である。