ロサンゼルス五輪2028  競技会場  最新情報 トランプ大統領のロス五輪

トランプ大統領のロス五輪 ロシアがキーワード ロスのスタジアムにロシア国旗が翻る日は来るのか?
 トランプ米大統領は、就任以来矢継ぎ早に、ウクライナ和平や関税に大胆な政策を打ち出している。
 こうした中で注目されるのは2028年に開催されるロサンゼルス夏季五輪である。そのキーワードはロシア、トランプ大統領はプーチン露大統領とウクライナ和平を成し遂げて、“歴史的な功績”としてロサンゼルス五輪で高らかに世界にアピールする野望を抱いているのではないか。果たしてトランプ大統領の思惑通り世界は動くのだろうか?
 ロサンゼルス夏季五輪2028は、ロサンゼルス市で開催される3回目の大会となる。
 2回目の大会は、1984年に開催、大会組織委員長に就任したピーター・ユベロス氏は「1セントも税金は使わない」と宣言し、徹底した開催経費削減と、スポーンサー収入や放送権料の増収戦略を展開する「商業化五輪」を推し進め
2億1500万ドル(約400億円)の黒字を出して世界を驚かせた。
 この大会は、旧ソ連との対立で激震に見舞われた。米国は旧ソ連のアフガニスタン侵攻に抗議してモスクワ五輪1980をボイコットした。その報復としてソ連や東側諸国はロサンゼルス大会をボイコット、大会の成功が危ぶまれた。しかし史上最高の140の国と地域が参加し、大会は成功裏に終わった。
 ロサンゼルス五輪2028でも、再びロシアが焦点となる。
 “野心家”トランプ大統領は、ウクライナ停戦を成し遂げ、ロサンゼルスの五輪スタジアムの空に、ロシアの国旗を翻すことで、歴史に名を残すことを目論んでいるのではないか。
 開会式で、トランプ大統領とプーチン大統領が笑顔で握手する姿が世界に映し出されることが現実味を帯びてきた。
 しかし、ウクライナ停戦交渉が順調に進むとは考えにくく、紆余曲折が続くだろう。
出典 Donald TrumpX/President of fRussia
ロサンゼルス五輪2028 追加競技は野球・ソフトボール、クリケット、ラクロス、スカッシュ、フラッグフットボール 33種目の競技を開催

 ロサンゼルス五輪2028は、2028年7月14日から30日までの17日間、米国のロサンゼルス市で開催される。ロサンゼルス市での開催は1932年と1984年の続いて3回目、44年ぶりの開催となる。
 大会では、陸上、競泳、体操、自転車、トライアスロン、サッカー、バスケットボール、バレーボール、ラグビー7,ハンドボール、卓球、バドミントン、フェンシング、テニス、ゴルフ、柔道、レスリング、テコンドー、重量挙げ、馬術、アーテェリー、射撃、セイリング、ボート、カヌーなど28種目に加えて、追加競技5種目を合わせて33競技が実施される。
 ボクシングについては、IOCは、組織運営の問題が相次ぎ、2028年のロサンゼルスオリンピックでの実施の判断を保留していたが、3月のギリシャ総会で開催を決定した。
 一方、近代五種競技(馬術)については、東京五輪2020で、ドイツ代表のアニカ・シュロイが割り当てられた馬の扱いに苦慮した際に、コーチのキム・ライスナーが馬を殴るシーンが中継映像を通じて全世界に放映されて動物愛護団体がIOCに対して抗議する事態となり問題は拡大した。そして国際近代五種連合(UIPM)は競技5種目から馬術を除外すると決定を下した。
 馬術に代わって採用されたのは「障害物レース」、オブスタクル・コース・レース (OCR)。導入に向けたテスト大会ではTBSテレビの人気番組「SASUKE」のセットを使用して競技が行われた。
ロサンゼルス五輪2028で採用された5競技  出典 IOC
 五輪大会では、毎回、開催都市が新たな追加競技を最大5競技まで採用できるが、ロサンゼルス五輪2028では、野球・ソフトボール、クリケット、ラクロス、スカッシュ、フラッグフットボールの5つの追加競技が採用された。
 インドなど英連邦諸国に人気があるクリケットはパリ五輪1900で1回だけ開催、北米発祥のラクロスは1904年と1908年の2回開催されて120年ぶりの復帰、スカッシュとフラッグフットボールは初開催となる。
若者に人気のあるスケートボード、スポーツクライミング、サーフィンも東京大会、パリ大会に引き続き実施する。
 東京五輪2020では、若者に人気があるスポーツに焦点が当てられて、初めてスケートボード、スポーツクライミング、サーフィンが採用された。また日本で人気のある野球・ソフトボール、空手を加えて5競技がIOCに承認され、追加競技として実施した。
 パリ五輪2024では、新たな競技種目として、若者に大人気のダンス、ブレイキンを採用、東京五輪2020に引き続いて、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィン、空手を採用した。野球・ソフトボールは除外された。
 ロサンゼルス五輪2028ではブレイキンは採用されなかった。
競技会場は37施設 「一つも競技場はつくらない」
 競技会場は、32会場とサッカー予選開催スタジアムの5施設、合わせて37施設を使用する。
ロサンゼルス組織委員会は、「一つも競技場はつくらない」と公約していたが、新設の恒久施設は建設せず、開会式や陸上競技を行うオリンピック・スタジアムは1932年の第一回大会時に建設したロサンゼルス・メモリアム・スタジアム(Los Angeles Memorium Stadium)を使用するなどすべての競技会場を既存施設や仮設施設で対応する。
 32の競技場は、Down Town Sports Park、Valley Sports Park、South Bay Sports Park、Long Beach Sports Parkの4つのクラスターに集中的に配置され、Inglewood、Carsonやその他の分散した地域に整備される。
Down Town Sports Park
 ダウンタウンスポーツパーク(Down Town Sports Park)はロサンゼルス五輪2028のゲーム・コンセプトの心臓部。 11の競技会場で14の競技が開催される。
フィゲロア通り回廊(Figuera Street Corridor)のExposition Parkから繁華街(Down Town)に向けて集中的に配置されている。
また、ダウンタウンスポーツパークのフィゲロア通り沿いでは、LA2028のライブイベントも開催されるなどさまざまな関連イベントが繰り広げられてダウンタウンはオリンピック一色となる。
ダウンタウンスポーツパークのすべての会場には最高のファンエリアが整備されロサンゼルス市民や世界中から訪れた観光客を興奮させるホスピタリティ回廊を作り上げる。
LA Memorial Coliseum Los Angeles, CA
出典 LA2028
・観客収容数 70,000人  既存施設
・開催競技 開会式 閉会式 陸上競技

 ロサンゼルス・メモリアル・コロシアムは、米国で最も有名なスタジアムのひとつ。 1923 年に建設され、第一次世界大戦中にアメリカ軍に従軍したすべての人々にとって生きた記念碑となっている。USC トロイアンズ・フットボール・チームのホーム スタジアムで、第 1 回スーパーボウルが開催さらた。ロサンゼルス五輪1932と ロサンゼルス五輪1984 の大会では、開会式や閉会式、陸上競技など使用されたオリンピック・スタジアムとなった。ロサンゼルス五輪2028では、史上初めて3つのオリンピック大会で陸上競技と開会式が開催される会場となる。
出典 LA2028
 
出典 LA2028
Stadium in Exposition Park Los Angeles, CA (BMO Stadium)
・観客収容数 22,000人  既存施設
・開催競技 フラッグフットボール(Flag Football) ラクロス6人制(Lacrosse Sixes)
 ロサンゼルス五輪2028組織委員会は3月末、新たに五輪の競技会場を発表し、追加競技のフラッグフットボールとラクロスを、サッカーの米プロリーグMLSのロサンゼルスFCなどが本拠地とするスタジアムで行うことを決めた。
 スタジアム・エクスポジション・パークは、ロサンゼルスの最新の屋外スタジアムで、エクスポジション・パークの中にあり、 オリンピック・スタジアムとなるLA メモリアル コロシアムの隣に位置する。ロサンゼルス ダウンタウンのスカイラインの景色を眺めることができる。
 このスタジアムは、BMO スタジアム (旧称バンク・オブ・カリフォルニア・スタジアム)と呼ばれている。米国の主要スタジアムやアリーナは、スポンサー企業に命名権を売却している。五輪大会開催中は、IOCのルールで“改名”しなければならない。
 サッカー専用スタジアムで、メジャーリーグサッカーのロサンゼルスFCと全米女子サッカーリーグのエンジェルシティFCの本拠地。2018年4月にオープンしたこのスタジアムは、1962年のドジャースタジアム以来、ロサンゼルス市内で建設された初の屋外スタジアムとなった。

出典 LA2028
1932 Pool in Exposition Park Los Angeles, CA
・観客収容数  既存施設
・開催競技 飛び込み
 エクスポジション パークの 1932 プールは、ロサンゼルス五輪1932のために、ロサンゼルス・メモリアル・コロシアムに隣接して建設され、飛び込み、水泳、水球、近代五種競技の水泳競技が開催された。 2028年の大会では、ロサンゼルス・メモリアル・コロシアムと並んで、1932大会のレガシーであるこのプールを改修して、飛び込みが開催される。
 
出典 Cryto.com Arena
ARENA DOWNTOWN LOS ANGELES, CA(Cryto.com Arena)
・観客収容数  18,000人 既存施設
・開催競技 体操(Artistic Gymnastics) 新体操(Rhythmic Gymnastics) トランポリン(Trampoline Gymnastics)
 ロサンゼルスのダウンタウンにある多目的屋内アリーナアリーナ、さまざまなスポーツ・イベント、コンサート、エンターテイメント・ショーが開催され、南カリフォルニアのライブ・エンターテイメントの拠点施設。
 このアリーナは、NBAのLAレイカーズ(LA Lakers)とNHLのLAキングス(LA Kings)、WNBAのLAスパークス(LA Sparks)のホーム・アリーナになっている。
 完成当初は事務用品販売のStaplesが命名権を保有し、ステイプルズ・センター(Staples Center)と称していたが、2021年に暗号通貨会社のクリプト・ドットコムが命名権を取得してCrypto.com Arenaとなった。しかし、五輪大会開催中は、IOCのルールで“改名”しなければならない
 当初計画では、バスケットボールの会場だったが、Arena Inglewood, CA(Intuit Dome)に移転したため、体操と新体操、トランポリン競技の会場となった。

出典 LA2028
LA Covention Center South HallⅠ
・観客収容数 6,000人  既存施設
・開催競技  フェンシング

LA Covnntion Center  South HallⅡ
・観客収容数 8,000人  既存施設
・開催競技  柔道 テコンドー レスリング

LA Covention Center West HallⅠ
・観客収容数 5,000人  既存施設
・開催競技  卓球

LA Covention Center  West HallⅡ
・観客収容数 8,000人  既存施設
・開催競技  バスケットボール(予選)

出典 LA2028
USC Galen Center
・観客収容数 10,300人  既存施設
・開催競技  バドミントン(Badminton)
 USCガレンセンターは多目的屋内アリーナ、南カリフォルニア大学 (USC) のバスケットボール チームとバレーボール チームの本拠地である。

出典 LA2028
THEATER DOWNTOWN LOS ANGELES,CA(Microsoft Theater)
・観客収容数 7,000人  既存施設
・開催競技  重量挙げ
 ロサンゼルスで最先端の映像・音響設備を備えるプレミアシアター、アメリカ最大級の屋内ステージを持つ。毎年、映像祭、セレモニー授賞式、コンベンションなど数十のイベントが開催される。
 
出典 LA City
Grand Park/Los Angeles City Hall
・観客収容数 5,000(座席)/200,000(立席) 仮設施設
・開催競技  マラソン、競歩イベント 自転車(ロード)
 全てのライダーが一斉にスタートするロードレースは、非常に戦略的な持久力の試練。距離は女子は120km以上、男子は200km以上、レースの勝敗はラスト数百メートルのスプリントで勝敗が決まることが多い。
 タイム トライアルは、一斉スタートではなく、競技者が時間差でスタートするソロ レース。タイムトライアルは50kmを超えることはほとんどない。

Valley Sports Park
 ロサンゼルス五輪1984の時はなかったスポーツ・パークで、ロサンゼルス五輪2028のレガシーとして200万人に住民のために整備された。サンタモニカの山並みを背景にした風光明媚な場所に立地する。
 
出典 LA2028
Sepulveda Basin Recreation Area Los Angeles, CA
・観客収容数 Archery(8000人) BMX Freestyle(6000人) BMX Racing(6000人)・開催競技 Archery BMX Freestyle BMX Racing  Skateboarding  3×3Basketball Modern Pentathlon
 セプルベダ・ベイスン・レクリエーションエリアは、ロサンゼルスで 2 番目に大きい都市公園。屋内と屋外のスポーツ施設、ゴルフコース、公園、ピクニックエリア、野生動物エリアが整備されている。ロサンゼルス五輪2028では6競技が開催される。
 
出典 LA2028
Riviera Country Club Los Angeles, CA
・観客収容数 30,000人  既存施設
・開催競技  ゴルフ(Golf)
 リビエラ カントリー クラブは、ロサンゼルス南部の海岸沿いの高級住宅地、パシフィック・パリセーズ(Pacific PaliSades)地区にある米国でトップ 25 コース、世界でもトップ 50 コースにランクされている個人経営のチャンピオンシップ ゴルフ コースである。このゴルフコースは、1973 年以来ロサンゼルスで毎年開催される PGA ツアーの大会と、1983 年および 1995 年の PGA チャンピオンシップの開催地となっている。   2026年の全米女子オープンと2031年の第131回全米オープンが開催される。
出典 LA2028
Santa Monica Beach
・観客収容数 12,000人  仮設施設
・開催競技  ビーチバレーボール
 世界で最も有名なビーチの一つ、サンタモニカのビーチに仮設でビーチバレーボールの競技会場が整備される。
 ビーチバレーボールでは、2人1組のチームが屋外の砂のコートで対戦し、ネット越しに相手コートにボールを打ち込むことを目指します。プレーヤーは手を使ってボールをパス、セット、スパイクし、ボールを相手のコートに落としたり、エラーを強制したりして得点することを目指す。
出典 LA2028
Equestrian Center Temecula, CA (Sepulveda Basin Equestrian)
・観客収容数 15,000人(座席) 25,000(立席)  仮設施設
・開催競技  馬術(Equestrian)
 テメキュラ乗馬センターは、Sepulveda Basin Recreation Areaの中に整備され、面積242 エーカー、400 の常設厩舎、1 マイルのレース・トラック、5/8 マイルのトレーニング・トラック、トレーニングと競技用の 14 のアリーナ、15 マイルのトレイルなど豊富な設備を備えた多目的施設。ハンター/ジャンパー、アラビア馬、馬場馬術、総合馬術など、年間を通じてさまざまなイベントが開催される。

Sepulveda Basin Shooting
・観客収容数 3000人  仮設施設
・開催競技  射撃(Shooting)

South Bay Sports Park (Dignity Health Sports Park in Carson)
 サウス・ベイ・スポーツ・パーク(ディグニティ・ヘルス・スポーツ・パーク)は、ロサンゼルス郊外のカーソンのカリフォルニア州立大学ドミンゲスヒルズ校キャンパス内にあるワールドクラスのスポーツ施設である。
 米国プロサッカークラブの名門、LA Galaxy Majr League Soccer Teamや、アメリカンフットボール(NFL)のロサンゼルス・ワイルドキャッツ(XFL)がホーム・スタジアムとしている。

出典 LA2028
Stadium Carson, CA 
・観客収容数 12,000人 既存施設
・開催競技 ラグビー7人制(Rugby Sevens)
 カーソン・スタジアムは、米国で 2 番目に大きいサッカー専用スタジアムであり、米国プロサッカークラブの名門、LA Galaxy Majr League Soccer Teamのホーム・スタジアム。カーソン・スポーツ施設の中核である。
 2003年のFIFA女子ワールドカップ決勝戦、その他さまざまなスポーツ・イベントや国際試合、コンサート、イベントが開催された。

出典 LA2028
Tennis Center Carson, CA(SubHub Tennis Stadium)
・観客収容数 10,000人(センターコート)  既存施設
・開催競技  テニス
 カーソン・テニス・センターは、サッカー・スタジアムに隣接して立地、最先端のサラウンド・ビジュアル体験を提供する屋外テニス・アリーナ。このアリーナは、全米テニス協会 (USTA) のハイパフォーマンス・トレーニング センターの本拠地で、さまざまな女子プロテニス選手権やトーナメントも開催してきた。

出典 LA2028
Velodrome Carson, CA(Stubhub VELO Sports Centre)
・観客収容数   6000人 既存施設
・開催競技    自転車(トラック)(Cycling Track)
 ベロドロームは、米国最大の屋内自転車競技場。現在は取り壊されたロサンゼルス五輪1984の自転車競技場跡地の隣に建設された。2005 年の自転車(トラック)や 2017 年のパラ自転車(トラック)世界選手権など、世界のトップ・サイクリストのトレーニングや国際大会が開催されている。また、オリンピックとパラリンピックの公式トレーニング会場でもあり、USAサイクリング協会の全国トラックサイクリングプログラムの本拠地である。

出典 LA2028
StubHub Field(The Field)
・観客収容数   6000人 仮設施設
・開催競技    ホッケー
 LA Galaxy Majr League Soccer Teamのトレーニング・グラウンド(The Field)に仮設でホッケー競技会場を整備する。
Long Beach Sports Park

出典 LA2028
Waterfront Long Beach, CA
・観客収容数 2,000人(座席) 100,000(立席) 仮設施設
・開催競技  マラソン・スイミング(Marathon Swimming)、  トライアスロン(Triathlon)
 ロング・ビーチ・ウォーターフロントは、太平洋沿いの緑地、レクリエーション用の芝生、ウォーターフロント・パークが集まる活気あるエリア。5 マイル強の砂浜につながる 11 マイルの水路に広がっている。
ロング・ビーチのアラミトス・ビーチ(Alamitos Beach)はトライアスロン競技の中心地、Toyota Grand Prix of Long Beachが開催されることで知られている。
 ロサンゼルス五輪1984では、バレーボール、フェンシング、セーリングの競技会場となった。

出典 LA2028
Convention Center Lot Long Beach, CA(Waterfront Long Beach, CA)
・観客収容数  仮設施設
・開催競技  水球(Water Polo)
 ロングビーチ・コンベンション・センターは改装され、仮設の水球の競技場が整備され、イベントスペースとなる。

Marine Stadium Long Beach, CA
・観客収容数 12,000人
・開催競技 カヌー(スプリント)(Canoe Sprint) ボート(Rowing)
 マリン・ スタジアムは、ロサンゼルス五輪1932のボート競技の会場としてペリス湖(Lake Perris)に建設された。米国初の工ボート競技場である。ロサンゼルス五輪2028では2度目の開催となる。

出典 LA2028
Arena Long Beach, CA
・観客収容数 12,500人 既存施設
・開催競技 ハンドボール
 ロングビーチ・アリーナは、ロングビーチのダウンタウンのウォーターフロントの中心にある多目的施設。この会場では、さまざまなエンターテイメントやプロおよび大学のスポーツイベントが開催され、1984 年のオリンピックではバレーボールやフェンシングの競技会場となった。

Belmont Shore Pier 出典 LA2028
Belmont Shore Long Beach, CA
・観客収容数  6000人(座席) 7000人(立席) 既存施設 
・開催競技 セーリング(Sailng)
 太平洋に面したロングビーチのベルモント海岸(Belmont Shore)の5 マイル(約8km)の砂浜沿いに、 11 マイル(約18km)のコースで開催される。ロングビーチを見渡せる絶景のコースである。

Inglewood
Arena Inglewood, CA(Intuit Dome)
・観客収容数 18,000人  既存施設
・開催競技  バスケットボール(Basketball)
 カリフォルニア州イングルウッドにあるこのアリーナは、2024年に竣工した最新鋭の屋内アリーナ。ハリウッド・パークの競馬場跡地に、総工費20億ドル(約3000億円)で建設された。IT企業のIntuit(インテュイット)が命名権を獲得した。
 このアリーナは、現代的なデザインの建物で、最先端の映像・音響機器や豪華な設備を備え、スポーツイベント、コンサート、エンターテインメントなど、さまざまなイベントを開催している。
NBA(全米バスケットボール協会)のロサンゼルス・クリッパーズ(LA Clippers)のホーム・アリーナである。
Stadium Inglewood, CA (SoFi Stadium)
・観客収容数   70,240人 仮設施設
・開催競技    競泳(Swimming)
 カリフォルニア州イングルウッドのスタジアムは、世界で最も近代的なスポーツおよびエンターテイメント会場の 1 つとして知られている。
 このスタジアムのフィールドに仮設で競泳プールを整備する。
 ロサンゼルス・ラムズとロサンゼルス・チャージャーズの本拠地スタジアムであり、さまざまなスポーツイベント、コンサート、特別イベントが定期的に開催されている。この会場では、2022年にスーパーボウル LVIが開催され、2026 FIFAワールドカップの会場となり、2027年にはスーパーボウル LXIが開催される。
 スタジアムは、かつてのハリウッド競馬場の跡地で進められているハリウッド・パークの再開発事業の一環として整備された。パークにはハリウッド・パーク・カジノが2016年から営業をしている。
その他の都市
 
The Whitewater Center in Oklahoma City
・観客収容数 8,000人 既存施設
・開催競技  カヌー(スラローム)(Canoe Slalom)
 オクラホマシティのホワイトウォーター センターは、カヌーやラフティングなどのレクリエーションおよび運動トレーニング センター施設。米国のオリンピックとパラリンピックの公式トレーニング会場であり、パリ2024の米国オリンピックチーム選考会など、数多くの国内外のイベントが開催された。
 カヌー競技とカヤック競技はオリンピック競技の特徴的な種目。カヌーはボートの中でひざまずいて片刃のパドルを使い、カヤックは座って両刃のパドルを使う。人工の急流コースで行われるスラロームレースでは、競技者はゲートを通過できなかったりゲートに触れたりした場合のペナルティを避けながら、一連のゲートをできるだけ短時間で順番に通過してタイムを競う。
  ロサンゼルス周辺には、カヌー(スラローム)の専門競技会場がないため、約200キロメートル離れたオクラホマシティで開催することになった。

Softball Park Oklahoma City, OK
・観客収容数 12,000人
・開催競技 ソフトボール
 オクラホマシティのソフトボールパークは、米国有数のソフトボール専用球場であり、ワールドカップ・オブ・ソフトボール、NCAA®女子大学ワールドシリーズ®、USA男子スローピッチボーダーバトル、USAナショナルチャンピオンシップシリーズなど、世界最高峰のソフトボール大会の開催地となっている。
 2023年には、オクラホマシティの新しいプロ・ソフトボール・チームであるオクラホマシティ・スパークの本拠地になった。
 ロサンゼルス周辺には、ソフトボールの専門競技会場がないため、約200キロメートル離れたオクラホマシティで開催することになった

出典 Wikipedia
Rose Bowl Stadium
・観客収容数 92,000人 既存施設
・開催競技 Football (Soccer)
 ローズボウル(Rose Bowl)は、カリフォルニア州パサデナにある多目的球技場。ボウルとはすり鉢状の競技場のことを意味する。
 ローズボウルは、1921年に建設が開始され1922年に完成した。1923年1月1日には、南カリフォルニア大学とペンシルベニア州立大学(通称:ペン・ステート)の対戦でローズボウルゲームが開催された。1982年以降はUCLAフットボールチームがホームグラウンドとしている。収容人員は92,542人。1987年にアメリカ合衆国国定歴史建造物に指定された。
 ロサンゼルス五輪2028では、Football (Soccer)競技の4回戦、準決勝、決勝が開催される。

出典 LA2028
Frank G. Bonelli Park
・観客収容数 1000人(座席) 12,000人(立席) 既存施設
・開催競技 マウンテン・バイク
 フランク G. ボネリ リージョナル パークは、ロサンゼルス郊外のサンディマスにあるレクリエーション エリア。元ロサンゼルス郡監督官フランク・G・ボネリにちなんで名付けられた。
公園内にはプディングストーン貯水池と呼ばれる 250 エーカー (1.0 km2) の湖があり、滝のほか、釣り、水泳、セーリング、ウィンドサーフィン、ボート、ジェットスキーを楽しむ場所となっている。
 ロサンゼルス五輪2028では、マウンテンバイクのコースが仮設で整備される。
選手村(Village)
出典 LA2028
Village(UCLA Student Housing
・既存施設
・選手村(Village)
 UCLA は、ロサンゼルス五輪1984でも選手村として選手を受け入れた。またオリンピック選手やパラリンピック選手を輩出してきた輝かしい歴史を持ち、 UCLA 学生アスリート 398 名が合計 650 回以上の大会に出場し、夏季オリンピックで 251 個のメダルを獲得した。
ヤシの木のテラス、居心地の良いカフェ、活気に満ちた景色、そしていくつかのレクリエーション センターで構成されるUCLA キャンパスは、世界のあらゆる地域から集まったアスリートを受け入れるのにふさわしい施設である。
 UCLA のキャンパスには、食堂、総合診療科、ウェルカム センター、メディア センター、国際ゾーン、スポーツやゲストのためのレクリエーション エリアなど、最先端の設備が整備されている。
ロサンゼルス五輪2028のオリンピック村は、72 ヘクタールの敷地に、3 階建てから 10 階建てまでの 33 棟の建物で構成される。 現状の学生寮に、約2,000~2,500戸の住宅ユニットが追加され、合計16,500~17,000床が選手と役員に提供される。
必要な NOC オフィス・スぺ―スも整備され、充実したサポートや保管スペースも確保される。
UCLA は学部生の入学者数を大幅に増やす計画があり、学生寮の入居数も大幅に増えることが予想されている。
 そこでUCLA は、さらに 2,000 ~ 2,500 戸の住宅ユニットを資金調達して建設するというプロジェクトを動かした。ロサンゼルス五輪2028の選手村として16,500~17,000 床を準備するというLA 2024 の要件とUCLAの狙いは完全に一致している。
LA 2024 は、オリンピック村としのIOC 要件を満たすために、既存および整備中の UCLA 施設に加えて必要となるオーバーレイの整備を担当する。
出典 LA2028
Media Village
 LA 2024 メディアビレッジ(メディア関係者の宿泊施設)はUSCキャンパス内にあり、すべての施設から徒歩圏内。
メイン・プレス・センター(Main Press Center  :MPC)
出典 LA2028
Main Press Center 
 ロサンゼルス五輪2028のメディアの拠点、メイン・プレスセンター(MPC)は、南カリフォルニア大学(UNIVERSITY OF SOUTHERN CALIFORNIA:USC)のキャンパスに設置され、 MPC 機能のほとんどがこの大学の建物群内に整備される。MPCに隣接してメディア・ビレッジ(Media Village)が設けられる。
 MPC は USC の最も特徴的な施設内に設置され、陸上競技、水泳、バドミントン会場から徒歩圏内に位置する。チューター・キャンパス・センター(Tutor Campus Center)にある Trojan Family Room は、MPCのメインのウェルカム・センターおよび情報エリアとして機能する。
 この新しい施設は、中央の中庭を囲むように、屋内と屋外のさまざまなダイニングエリアが設けられる。
MPC のオフィスと作業室施設は、ウォリス・アネンバーグ・ホール(Wallis Annenberg Hal)l内の隣接するジャーナリズム学部を中心に配置されます。
 この新しい最先端の施設は、大規模で複数階にわたるインタラクティブな中庭と 1 階のニュース・ルームを備えた中軸会場として機能する。この 8,000 平方メートルの建物の 5 階すべてが MPC に利用可能になります。
 ウォリス・アネンバーグ・ホールに隣接する USC 体育館は、天井が高く、光がたっぷり入る 1,000 平方メートル以上の広さを持つ 3 つのスポーツホールが整備され、主要な報道関係者や写真家の作業室、およびそのサポート施設が設けられる。追加のプレスオフィスは、隣接する UCS 書店ビル内に設けらる。
 これらの建物のすぐ周囲には、さまざまな大きさの、非常に独特な特徴を持つ講堂が数多くあります。ボバード講堂(Bovard Auditorium))や1,236 名収容の大ホールにはメイン会議センターが設置されます。最終的には地上階に 700 席の記者席の大部分が配置され、上層階には追加のオーバーフロー席が設けられる。ボバード講堂の他に、200 席を超えるアネンバーグ講堂や300 席を超えるノリス・シネマ・シアター、そして 50 席を超えるビング・シアターが設けられる。またニューマン・リサイタル ホール (200 席以上) やトロイアン・グランド・ボールルーム(Trojan Grand Ballroom )などは会議室として使用する。
 MPC から多くの競技会場は徒歩圏内、ほとんどの会場までの平均移動時間は約 30 分。ロサンゼルスオリンピック・パラリンピック組織委員会(LAOCOG)は、USC と緊密に協力し、既存の建物をオリンピックとパラリンピックのメディア要件に合わせて改装する。改装された施設は大会終了後に、レガシーとしてUSCに返還される。
国際放送センター(IBC)
出典 Curbed Los Angeles
国際放送センター(IBC)
 LA 2024 は、オリンピック アジェンダ 2020 の理念に沿って、革新的な大会後のレガシーとなる理想的な IBC サイトを整備する。
 IBCは、ロサンゼルス近郊のUniversal CityにあるNBCユニバーサルの施設内に設置される。 IBCの敷地面積は約85,000平方メートル、5 つの主要建物で合計約 52,000 平方メートルの放送オペレーション・スペースをOBSや放送機関等に提供する。