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パリ五輪2024 FIFAW杯 東京五輪腐敗の連鎖 習近平の北京冬季五輪 国際放送センター(IBC) フジテレビ危機 メディア 評論 食の都庄内 - 深層情報 フジ第三者委「業務の延長線上の性暴力」
第三者委員会会見 2025年3月31日 出典 FUJIプライムオンライン
- 2025年3月31日、フジテレビの一連の問題をめぐり、同社と親会社フジ・メディア・ホールディングスが設置した第三者委員会(委員長・竹内朗弁護士)は、394ページの膨大な調査報告書を公表した。
フジテレビのアナウンサーだった女性が元タレントの中居正広氏から「性暴力を受けた」と認定し、フジテレビが主張した「個人的なトラブル」を否定して、「業務の延長線上」で被害が発生したとはっきりと指摘した。放送局フジテレビの組織全体の責任が問われる結果となった。
そして被害者救済の対応を怠った経営陣を「経営判断の体をなしていない」と厳しく指弾した。
- 調査報告書 踏み込んだ具体性がある内容で高い評価 フジテレビ再生は「茨の道」
今回公表された報告書は、膨大なメールやパソコンの記録や詳細聞き取り調査に基づいて、事実認定が詳細にされ、かなり踏み込んだ具体性がある内容となっている。一人一人の責任の所在や人間関係を細かく分析した報告書からは、総力を挙げてと取り組んだ第三者調査委員会の姿勢が窺われる。
とりわけ、フジテレビの企業の責任を厳しく指摘した点は評価できるだろう。
フジテレビは、この事案を「個人的なトラブル」として、女性のプライバシー保護や女性側の意向を理由に、事実関係をほとんど調査せず放置し続けた。
しかし、今回の調査報告書ではこの事案は「業務の延長線上」と断定した。
フジテレビのこれまでの説明がすべて否定された重みは極めて大きい。
フジテレビ社内全体の人権意識やコンプライヤンス遵守の薄弱さは、「企業風土」や「企業体質」に根ざしているのは間違いない。フジテレビ再生は果たして可能なのだろうか、深い疑念が残る。
- ⇒第三者委調査報告書 徹底分析 調査報告書のすべての詳細が分かる!
- 2025年3月31日、フジテレビの一連の問題をめぐり、同社と親会社フジ・メディア・ホールディングスが設置した第三者委員会(委員長・竹内朗弁護士)は、394ページの膨大な調査報告書を公表した。
- 深層情報 週刊文春「中居正広性加害疑惑」報道
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- 週刊文春 2025年新年特大号 2024年12月19日発売 「中居正広9000万円 SEXスキャンダル」を報道
- 窮地に陥ったフジテレビ
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フジテレビ 筆者撮影
- 中居正広氏性加害疑惑が発覚してから約3カ月。フジテレビは第三者委員会による社内調査を進めているが、いまだに多くの企業が広告出稿を止めていて、元通りになるメドはまったく立っていない。 毎年夏恒例だった「FNS27時間テレビ」は放送見送りが決定、同時期の「お台場冒険王」の開催も絶望的とされている。
制作現場は4月期の番組制作に向けて動いているが、ロケ地の確保など困難な状況が続く。現場にかかる負担は大きい。例年、3月上旬には改編説明会を行ってきたけど今年は開催しなかった。
一方、フジ・メディア・ホールディングス(HD)は2月27日、日枝久取締役相談役(87)が同日付で経営諮問委員会の委員を辞任したと発表した。諮問委員会は取締役の選任、報酬などについて協議し、取締役会に助言・提言する。金光修社長は、「役員体制の刷新に向けて、辞任を促した」と述べた。
諮問委員会は5人で構成されし、独立社外取締役が過半数の3人を占める。委員長は茂木友三郎氏(キッコーマン取締役名誉会長)が務める。1月下旬には嘉納修治氏がフジ・メディアHD会長を辞任したことに伴い委員から退き、っている。
新任の委員には金光氏と、清水賢治専務(フジテレビジョン社長)が就いた。
日枝氏はフジサンケイグループ代表を務め、グループのトップとして40年近く実権を握る。17年に代表権のある会長を退いた後も、フジ・メディアHD、フジテレビともに取締役相談役として残っており、日枝氏の影響力は完全には排除されたわけではない。フジテレビの再建の道は、いまだに見えていない。日枝久フジテレビ取締役相談役 出典 Wikipedia
- 中居正広氏性加害疑惑が発覚してから約3カ月。フジテレビは第三者委員会による社内調査を進めているが、いまだに多くの企業が広告出稿を止めていて、元通りになるメドはまったく立っていない。 毎年夏恒例だった「FNS27時間テレビ」は放送見送りが決定、同時期の「お台場冒険王」の開催も絶望的とされている。
- 週間文春、「フジ社員関与」の内容訂正 会食誘ったのは「中居氏」 週刊文春の姿勢が問われる
- 1月28日、週刊文春編集部は、昨年12月26日発売号の記事で報じたフジテレビ社員の関与について、文春オンラインで内容を一部訂正し謝罪した。女性がフジテレビ幹部社員から会食に「誘われた」と報じたが、その後の取材で「中居氏に誘われた」ことが判明したという。
しかし、トラブルが起きた2023年6月より前にフジ社員が女性を中居氏宅でのバーベキューに連れて行ったとする取材結果などを根拠に「フジ社員が件(くだん)のトラブルに関与した事実は変わらないと考えています」と主張した。 女性が会食を「フジ社員がセッティングしている会の"延長"と認識していた」とし、1月8日発売号以降の続報では、訂正した内容を踏まえて伝えてきたとした。
フジが27日に開いた記者会見では訂正前の文春報道を前提にした質問が相次いでいた。フジはトラブルが起きた会食について社員の関与を一貫して否定。今後は第三者委員会の調査に委ねるとしていた。
編集部によると、フジ問題をテーマにした弁護士の橋下徹さんのインタビュー記事を電子版に27日に掲載。橋下さんは同誌が続報以降の記事で「しれっと誤りを上書きしていた」と語り、読者に不誠実だと批判した。週刊文春の竹田聖編集長は「橋下さんの指摘を真摯に受け止め、訂正を発表すべきだと判断した」として、フジの記者会見のタイミングとは無関係だとしている。- 中居正広・フジテレビ問題について、週刊文春コメント 全文
1月28日 文春オンライン
昨年12月26日発売号では、事件当日の会食について「X子さんはフジ編成幹部A氏に誘われた」としていました。しかし、その後の取材により「X子さんは中居氏に誘われた」「A氏がセッティングしている会の”延長”と認識していた」ということが判明したため、1月8日発売号以降は、その後の取材成果を踏まえた内容を報じています。
12月26日発売号に掲載された記事は現在でも「週刊文春 電子版」で読むことができますが、お詫びした上で、修正を追記しています。
これまで報じたように、事件直前A氏はX子さんを中居氏宅でのバーベキューに連れて行くなどしています。またX子さんも小誌の取材に対して、「(事件は)Aさんがセッティングしている会の“延長”だったことは間違いありません」と証言しています。以上の経緯からA氏が件のトラブルに関与した事実は変わらないと考えています。
- 事件当日の会食について「X子さんはフジ編成幹部A氏に誘われた」は、「誘ったのは中居正広氏本人」ということになった。まだ事実関係は完全に明らかでなく第三者委員会の見解が待たれる。 しかし、フジテレビの関係者と見られる女性が、中居正広氏のマンションに招かれ、「性加害トラブル」が起きたことは明らかで、この案件を知ったフジテレビ首脳が当該女性や中居氏、フジテレビ幹部A氏に対して事情徴収を行わず、女性にたいする人権保護を楯に、トラブル発生の事実関係を、社長や会長などの一部幹部だけに留め、コンプライアンス室や幹部に対して「隠蔽」した。
さらに中居正広氏が出演するレギラー番組を継続し、さらに特別番組でも起用し続けた責任は極めて大きい。フジテレビの責任は逃れられるものではない。
一方で、週間文書側の姿勢も問われる。第一報では「X子さんはフジ編成幹部A氏に誘われた」として幹部社員の直接的な関与を告発しながら、続報では「フジ社員がセッティングしている会の"延長"と認識」と突然、表現を変えた。その間の事情について何の説明もしていない。
中井正広氏「女性加害トラブル」を巡る問題で、フジテレビ幹部社員がどこまで関与してのかは、筆者も極めて重要な案件だと思う。
週間文春の大きな失点であった。
- 中居正広・フジテレビ問題について、週刊文春コメント 全文
- フジテレビ会長・社長辞任 一連の対応、引責 「やり直し会見」は10時間半超に及ぶ
出典 ABEMA
- フジテレビは27日、嘉納修治会長と港浩一社長が同日付で辞任した、と発表した。元タレントの中居正広氏が起こした女性とのトラブルに端を発した一連の問題の責任を取るという。フジは同日、東京・台場のフジ本社で臨時取締役会後に会見を開き、両氏が辞任を報告。「(トラブルは)人権侵害が行われた可能性のある事案」などと述べ謝罪した。
後任のフジ社長には、親会社であるフジ・メディア・ホールディングス(HD)の清水賢治専務が28日付で就任する。
- 午後4時から、お台場のフジテレビ本社で、批判を浴びた前回会見から一転、週刊誌やネットメディアなどすべてのメディアの参加やテレビ生中継や動画撮影も認めて、「やり直し会見」が行われた。会見は深夜2時半過ぎまで続き異例の10時間半超の会見になった。会見に参加したメディアは191媒体、437人に達した。フジテレビはバラエティー番組やドラマなどを休止し、報道番組「Live News イット!」の放送枠を拡大して会見終了までCMをはさまず10時間超の会見中継を続けた。
会見で港社長は、フジの番組に出演していた中居氏のトラブルについて「人権侵害が行われた可能性のある事案」と認識したにもかかわらず、対応に「至らなかった点があると痛感している」と述べ、「私自身が人権への認識が不足していたこと、そのことで、会社全体のガバナンスを十分に機能させることができなかった」と謝罪した。
トラブルの契機とされる食事会については、幹部社員Aの関与を改めて否定。ただそれ以前に、中居氏と当該女性を含む複数の女性、フジテレビ社員が同席したバーベキューがあったことは確認しているとして、「性加害トラブル」発生の誘因になったかどうかなどは第三者委員会に調査をゆだねるとした。
一方で、役員の進退を巡っては、約40年にわたり経営陣にとどまり、現在はフジサンケイグループ代表であり、フジとHDの両社で相談役を務める日枝久氏の責任を問う声も出たが、進退に関する言及はなかった。遠藤龍之介・フジ副会長は、トップ交代後の経営体制は「あくまでも暫定的なもの」と強調。第三者委の調査結果が出る時期を一つの区切りに「それぞれの役員がそれぞれの責任を取るべきだというふうに思っておりまして、それは常勤役員全員に波及する」と述べた。
フジテレビを巡っては、中居さんのトラブルを2023年6月に把握しながら、中居さんの番組の放送を約1年半継続した対応に批判が出た。また、そうした対応を説明するため今月17日に開いた会見で、参加メディアを限定し、動画撮影を禁止した点にも批判が噴出。スポンサー企業がCMの放送を差し止める動きも拡大し、23日にフジが開いた社内向け説明会では、社員から経営陣の退陣を求める声も出ていた。
■「人権侵害疑い、適切報告されず」 検証せず出演継続
会見では広報局長が経緯を説明、トラブルは23年6月初旬に発生。ほどなくしてフジテレビ社員が女性から話を聴き、一部社員が問題を認識した。
フジテレビは23年7月に、中井正広氏からトラブルが発生しているという連絡を受けた。
ほどなく、大多亮専務取締役(当時)がトラブルが発生を把握、その日のうちに港社長に報告した。
港社長が報告を受けて問題を把握したのは23年8月だったという。
港氏は2人だけのプライベートな場で起きた出来事で「極めてセンシティブな領域の問題」ととらえ、「事案を公にせず、他者に知られずに仕事に復帰したい」との女性の要望を受けて、コンプライアンス推進室や多くの役員と情報を共有せず、「情報管理を行った」という。また「中居氏が女性とは異なる認識を持っていることを把握した」と述べた
一方、遠藤副会長は会見の中で、中居氏と女性との間でトラブルに対する認識に違いがあったと述べたことについて当初、「意思の一致か不一致かということだ」などと説明た。
このやりとりについて遠藤副会長は、会見の途中で、認識の違いをめぐる発言については撤回するとしたうえで「私が踏み込み過ぎた発言をしたということでおわびして訂正します」と述べ撤回した。
しかし、「性加害問題」では、必ず問題となる「認識の違い」が、今回の「女性トラブル」であったことは明かになった。「認識の違い」とは、「同意」なのか「不同意」なのかだと推測される。週刊文春がお笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志氏が女性に性的行為を強要したとするの記事を掲載したことを巡り、松本氏は発行元の文芸春秋社などに約5億5000万円の損害賠償と訂正記事を求めた訴訟をおこしたが、11月8日に、松本氏側と文春側は8日、同氏が訴えを取り下げることで合意し、裁判が終結したと明らかにしたが、裁判の焦点は「同意」なのか「不同意」であった。中居氏「女性トラブル」が発覚したのは、松本氏の訴訟を巡る報道が頻繁に出ていた最中である。フジテレビ首脳陣は、「これは深刻な問題になる」と思わなかったのであろうか。余りにもお粗末な感性である。
以来、フジテレビは幹部社員が中居氏に話を複数回聞いたものの「正式な調査」「ヒアリング」ではなかったとしている。週刊誌が問題を報道した後、ようやくコンプライアンスの担当者が複数回聞き取りをしたという。すぐに積極的な聞き取り調査をしなかった理由について、広報局長は「新たに多くの人間が問題を知ることになる」「中居氏から連絡が行くようなことがあれば、女性をさらに傷つけてしまうのではという考えもあった」と述べた。ここでも女性への人権問題を「楯」にした無責任な姿勢が露わになっている 。
港社長は「弊社のこれまでの対応が彼女に深い失望を抱かせてしまった」と謝罪、「女性の心身の回復とプライバシーの保護を最優先したが、人権侵害の疑いがある案件が社内に適切に報告されなかった」と釈明した。
また中居正広氏への適切な検証をしないまま番組出演を継続させたことなども対応が不十分だったとした。
■会見のポイント
●フジ会長と社長が辞任
●人権意識の不足から十分ケアができなかったなどとして女性におわび
●2023年6月にトラブルが発生。社長に報告されたのは同8月
●契機となったとされる食事会への社員の関与を改めて否定
(出典 朝日新聞等各紙 NHK、民放ニュース)
- フジテレビは27日、嘉納修治会長と港浩一社長が同日付で辞任した、と発表した。元タレントの中居正広氏が起こした女性とのトラブルに端を発した一連の問題の責任を取るという。フジは同日、東京・台場のフジ本社で臨時取締役会後に会見を開き、両氏が辞任を報告。「(トラブルは)人権侵害が行われた可能性のある事案」などと述べ謝罪した。
- 週間文春 「中居正広9000万円SEXスキャンダルの全貌 X子さんは取材に『今でも許せない『』と…
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週間文春 2025年新年特大号 2024年12月19日発売 (各紙新聞広告)
- 2023年6月、20代女性X子さんと中居の間で深刻な性的トラブルが勃発。心身ともに大きなダメージを負った彼女は、仕事を辞めざるを得なくなった。「今でも許せない」。X子さんは小誌にそう漏らしたが……。
中居正広9000万円SEXスキャンダルの全貌 X子さんは取材に「今でも許せない」と…(「週刊文春」編集部)
12月19日夕刻、東京都内の雑居ビルから姿を現した彼女の足取りは軽かった。手にはルームウェアブランド「ジェラートピケ」の紙袋を下げている。充実した日常が音を立てて崩れた、あの日から1年半。彼女はようやく第二の人生を歩み始めていた。
この日、小誌記者は帰路を急ぐ彼女に取材を申し込んだ。一瞬立ち止まり、耳からイヤホンを外した彼女は「私の口からは一切話せません」と繰り返す。だが、質問を重ねると、胸の奥にしまい込んだ感情が溢れ出した。
「“加害者”もフジテレビに対しても私は許してないし、怒ってる気持ちももちろんあるし……」
芸能関係者のX子さんが終始“加害者”と呼ぶ男性こそ、元SMAPの中居正広(52)である。(「週刊文春」編集部)
- 週刊文春の報道によれば、被害女性は同局の編成幹部から食事会に誘われたものの、当日彼を含む参加者全員がドタキャン、中居氏と密室で2人きりになった際に性的トラブルが起こったという。トラブルが起きたのは2023年6月。X子さんはフジテレビの男性幹部社員A氏を交えて複数人で食事をする予定だったが、当日になり中居氏以外の参加者がドタキャンした。 仕方なく1人で中居氏の自宅マンションを訪れたX子さんは中居氏から意に沿わない性行為を受けてトラブルに発展。双方が弁護士を立て話し合い、中居が9000万円の解決金を支払って解決した。中居氏の代理人弁護士は週刊文春の取材に対して、「本件については、以前に双方の話し合いにより、解決しておりますことをご理解ください」と回答しており、トラブルがあったことや示談金を支払ったことを否定していない。トラブルの詳細が伏せられているが、約9000万円という金額の大きさから、一体何が起きたのか大きな疑念が残る。彼女は後日、「被害」をフジテレビの幹部に相談したものの、何も行動を起こさなかったという。また、女性から相談があった時点で、フジテレビはまず中居氏に対して事情聴取すべきだったのに、それもしていなかった。被害女性はショックにより、精神疾患の症状が出て入院を余儀なくされ、その後退社したた。PTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症した可能性が高いとされる。しかし、被害女性が退社を決断する経緯や、それに対する会社の対応について、フジテレビは明らかにしていないとした。
- 2023年6月、20代女性X子さんと中居の間で深刻な性的トラブルが勃発。心身ともに大きなダメージを負った彼女は、仕事を辞めざるを得なくなった。「今でも許せない」。X子さんは小誌にそう漏らしたが……。
- フジテレビ 幹部社員関与したという報道を否定
- 2024年12月27日、フジテレビは、公式サイトに「一部週刊誌等における弊社社員に関する報道について」と題したコメントを掲載。一部週刊誌などで報じられたタレントの中居正広氏「女性トラブル」に関して、同局の社員が関与したという報道を否定した。
一部週刊誌等における弊社社員に関する報道についてこのたび一部週刊誌等の記事において、弊社社員に関する報道がありました。
内容については事実でないことが含まれており、記事中にある食事会に関しても、当該社員は会の設定を含め一切関与しておりません。
会の存在自体も認識しておらず、当日、突然欠席した事実もございません。
発行元に対してもその旨伝えておりました。
その他、プライバシーに関することは控えさせていただきます。
一方で、出演者などステークホルダーとの関係性のあり方については改めて誠実に向き合い、弊社のコンプライアンスガイドラインの遵守により一層努めてまいります。
なお、今回の件に関して、SNS等で弊社社員および関係者に関する憶測による記事・投稿が見られます。
誹謗中傷や名誉棄損に繋がる内容は看過できかねますので厳にお控えください。(フジテレビ ホームページ)
このフジテレビの声明に対して、第三者機関による究明が必須という批判が沸き起こり、1月23日、フジテレビは日本弁護士連合会(日弁連)のガイドラインに基づく第三者委員会の設置を決めた。1月17日の記者会見では、港浩一社長は、フジと無関係の弁護士を中心とした調査委員会を設けると表明したが、「現時点では日弁連のガイドラインに基づく第三者委ではないと思う」と述べていた。
- 中居正広氏 公式サイトで「女性との“性加害”トラブル」を謝罪
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中居正広氏 出典 X投稿画像
- 2025年1月9日、中居正弘氏は、公式サイトで、週刊誌などで報道されている「女性とのトラブル」について声明を発表し、これまでのトラブルについて「お詫び」と題した書面で謝罪した。報じられたように女性との間にトラブルがあったことと解決金(9000万円と報道)をを支払って示談したことを認めた。
しかい、何が起こったかについて、守秘義務があるとして「被害」の内容は明らかにしていない。
しかし、声明では「なお、示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」との一文が記されていた。各放送局は次々に、中居氏が出演している番組の放送を見合わせることを決めて、“テレビからの退場”を突きつけられた状態に追い込まれた。
最大の問題は、中居氏が発表した「支障なく続けられる」というコメントが記されていたことだ。激しい反発が相次いでいる。
示談でトラブルを解決すれば、芸能活を「支障なく続けられる」という認識を持つのは余りにも傲慢な態度だろう。禍根を残した文言と言えるだろう。
■中居正広氏が、ホームページ上で発表したコメント全文。
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お詫び
この度は、皆様にご迷惑をお掛けしていること、大変申し訳なく思っております。
報道内容においては、事実と異なるものもあり、相手さま、関係各所の皆さまに対しては 大変心苦しく思っています。
これまで先方との解決に伴う守秘義務があることから、私から発信することを控えておりました。
私自身の活動においても、ご苦労を強いてしまっていることが多々発生しておりますので、 私の話せる範囲内でお伝えさせて頂きたいと思います。
トラブルがあったことは事実です。
そして、双方の代理人を通じて示談が成立し、解決していることも事実です。
解決に至っては、相手さまのご提案に対して真摯に向き合い、対応してきたつもりです。
このトラブルにおいて、一部報道にあるような手を上げる等の暴力は一切ございません。
なお、示談が成立したことにより 、 今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました。
また、このトラブルについては、当事者以外の者の関与といった事実はございません。
最後になります。
今回のトラブルはすべて私の至らなさによるものであります。
この件につきましては、相手さまがいることです。
どうか本件について、憶測での詮索・誹謗中傷等をすることのないよう、 切にお願い申し上げます。
皆々様に心よりお詫びを申し上げます。
誠に申し訳ございませんでした。
2025年 1月 9日
のんびりなかい 中居正広
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- 2025年1月9日、中居正弘氏は、公式サイトで、週刊誌などで報道されている「女性とのトラブル」について声明を発表し、これまでのトラブルについて「お詫び」と題した書面で謝罪した。報じられたように女性との間にトラブルがあったことと解決金(9000万円と報道)をを支払って示談したことを認めた。
- 中居正広氏が芸能界引退発表に追い込まれる
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中居正広氏 出典 時事通信
- 2024年1月9日、タレントの中居正広氏(52)は、芸能界から引退するとファンクラブ向けサイトで明らかにした。昨年末から週刊誌などで女性とのトラブルが報じられ、今月9日には「示談が成立し、解決している」とする文書を公表していた。しかし、22日で全レギュラー番組が終了することに追い込まれていた。
この日、中居さんはファンに向けた「少しでもお先にご報告」と題した文章で、「これで、あらゆる責任を果たしたとは全く思っておりません」とし、「こんなお別れで、本当に、本当に、ごめんなさい。さようなら…」と芸能界会からの引退を発表。
今月9日に事務所の公式サイトで「お詫び」と題した文書を公表し、示談により「今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」としていた。
この間、テレビ・ラジオで6本あったレギュラー番組の全てで、内容や放送予定の変更が相次ぎ、日本テレビは15日に「ザ!世界仰天ニュース」MCを降板させると発表。その他の番組でも終了が続いた。(出典 朝日新聞等)
スポンサー企業の「フジテレビ離れ」は深刻で、フジテレビへのCMを差し止めた企業は75社に及び、ACジャパンに差し替えたCM本数は約350本に達する。
フジテレビとフジ・メディア・ホールディングスは、日本弁護士連合会(日弁連)のガイドラインに基づき、弁護士で公認不正検査士の竹内朗氏を委員長とする第三者委員会を設置したと発表した。委員には五味祐子、寺田昌弘の両弁護士が就任し、3月末をめどに調査報告書をまとめる方針としている。
今回の中居正広氏の女性トラブル問題で、フジテレビ幹部の関与があったのかを明らかにするのは勿論、これまで、タレントや芸能関係者と酒席で女性アナウンサーなどを同席させる「上納」が、恒常的に行われていたのか、マンションやホテルで行われたことがあったのか、明らかにするべきだろう。フジテレビの女性アナウンサーや、関連職員は、こうした案件を知らなかったはずはない。「見てい見ぬふり」をして「口を閉ざし」ていたのだろうか?? 港浩一社長は、フジテレビのエンターテインメント番組の責任者も務めてきた人物、知らないはずはない。ジャニーズ性加害問題では、「見て見ぬふり」をした関係者の責任が厳しく問われたことを忘れてはならない。中居正広ファンクラブサイト 「中居ズラ」
- 2024年1月9日、タレントの中居正広氏(52)は、芸能界から引退するとファンクラブ向けサイトで明らかにした。昨年末から週刊誌などで女性とのトラブルが報じられ、今月9日には「示談が成立し、解決している」とする文書を公表していた。しかし、22日で全レギュラー番組が終了することに追い込まれていた。
- 週間文春 連続報道「中居正広SEXスキャンダル」 第3弾 報道
週間文春 2025年1月23日号 2054年1月16日発売 (出典 各紙)
- 中居正広「9000万円女性トラブル」新たな被害者が爆弾告白「私もフジテレビ編成幹部によって“献上”された」
約3年前、Aさんの依頼で中居さんとの会食に参加しました。当日、直前に指定されたホテルのスイートルームのソファに焼酎を手にした中居さんがいました。“フジの絶対権力者”Aさんの誘いは断れない。犠牲者はX子さんだけではありません――。(週間文春 編成部)- これまで報じられてきた被害女性とは別の女性女性アナウンサーが、2021年、編成幹部A氏の側近局員に呼ばれ、ホテルで中居氏らの接待をさせられた。しかも中居氏と別のタレントから性加害を受ける一歩手前にまで至ったと、詳細な告発を行った。
週間文春によると「隣にいるタレントが密着してきて太腿を触ってきた。私は『これを断ると、A班の仕事ができなくなるんじゃないか』とパニック状態になりました」。トイレに一旦避難してまた戻ると「寝室に移動したタレントが全裸になって手招きしていた。『私、こういうのできない。無理です!』」。女性アナウンサーは半泣きで拒否したという。
この時はほかにも女性アナが複数呼ばれていたとし、「女性アナをいかがわしい接待の道具として使い、二人きりにして『あとはご自由に』。状況を作るだけで、自分は手を下さないという本当に卑怯な手口です。性行為を断るとき、無言の圧力を感じました」と語る。
「なぜ今までフジは、Aさんのやっていることを止めてこなかったのか。見て見ぬふりしてきたのか。私と同じような被害に遭っている子がいます。自分みたいな人間が増えないためにも……やっぱり業界が変わっていかないと。」
(週間文春 2025年1月23日号 2054年1月16日発売)- 週間文春「連続報道『中居正広SEXスキャンダル』」の矛先は、女子アナウンサーなどをタレントや芸能関係者との酒席に同席させる「上納」が常態化していたのではないかというフジテレビの体質に向かう。料理店やレストランでの宴席はともかく、マンションやホテルの一室での宴席に同席することがあったのか、疑念が深まる。フジテレビはどう説明するのだとうか? 港浩一社長は1月17日の会見で「私はそういうことはなかったと信じたいと思いますが、それも含めて調査委員会に委ねたいと思います」と答えている。
- フジテレビ港浩一社長会見 調査委員会を設置 「中居正広氏と女性のトラブルについて事案発生直後の2023年6月に把握していた」、「対応が適切だったのかどうかと思うところもある」
会見するフジテレビ森浩一社長 出典 日テレニュース
- 1月17日、フジテレビの港浩一社長は、タレントの中居正広氏が女性との間で「性加害」と思われるトラブルとなり、週刊文春などでフジテレビ幹部社員の関与が報じられている問題を受け、会見を開き、港社長は問題が起きた直後に問題を把握し対応していたと明らかにした上で、第三者の弁護士を中心とした調査委員会を新たに設けると明らかにした。
同社社員の関与の有無や事後対応などを調べることが目的で、港社長自身も対象に含まれるという。説明が遅くなったことなどを謝罪した。
フジテレビは、中居正広氏と女性のトラブルについて発生直後の2023年6月に把握していたと明らかにし、港社長は「会社としては極めて秘匿性の高い事案として」対応してきたとした。
しかし、この対応が「今となっては、対応が適切だったのかどうかと思うところもあります」と述べた上で、「会社の責任を矮小化するつもりはない」として、第三者の弁護士を中心とする調査委員会を立ち上げることを表明した。ただし石原正人常務は「現時点では日弁連のガイドラインに基づく第三者委ではないと思う」と述べた。
今後は中居氏と女性をめぐる会社の対応についての調査を第三者委員会に委ね、港社長自身も調査を受ける立場となる。
港浩一社長の会見によると、フジが問題を認識したのは2023年6月初旬。社員が女性の様子の変化に気付いて話を聞いたといい、「センシティブな領域の問題」と認識。港社長も随時報告を受けていたと話し、「報告は私まであがってきていたので、対応に関する判断は、私の責任となる」と語った。フジ側は女性の人権や心身の安全を最優先して対応してきたと会見で繰り返した。フジテレビによると女性には当時、「事案を公にせず、他者に知られずに仕事に復帰したい」との意思があったという。
しかし、人権保護を「楯」にして、人気タレント、中井正広氏へ「忖度」した懸念は極めて大きい。フジテレビにとって視聴率を獲得できる中井正広氏を失えば、深刻なダメージを蒙る。フジテレビの体質は、伝統的に人気タレント頼みの番組制作づくりなのである。
2024年12月に週刊誌やスポーツ紙がこの問題を取り上げ、26日発売の週刊文春は、問題の会食にフジ社員が関わったと報じた。フジは翌27日、「当該社員(フジ幹部)は会の設定を含め一切関与していない」などと社員の関与を否定するコメントを発表した。
しかし、フジテレビは中居氏からは「話を聞いた」程度で、ヒアリングや事情聴取はしなかった。その判断の理由については、「もし正式な調査に着手することで新たに多くの人間が知ることになると、女性のケアに悪影響があるのではないかと危惧した」と説明。「仮に調査を受けた中居氏から女性に連絡が行くようなことがあれば、さらに傷つけてしまうのではないかという考えもありました」とした。この件については「人権侵害が行われた可能性のある事案でありながら、事案が一部社員で認識された後、適切に社内で共有されず、 中居氏に関しても正式に調査が行われませんでした」と後の会見で不備を認めている。- 中居氏は個人事務所の公式サイトで1月9日、「トラブルがあったことは事実」と認め謝罪。一方で、「当事者以外の者の関与といった事実はない」と強調した。
さらに1月16日発売の週刊文春では、中居氏の女性トラブル騒動に関連し、同局の現役女性アナウンサーが同局幹部A氏が設定した中居氏との会食に参加させられたことがあると告白したことを報じた。同誌は中居の女性トラブルの背景に、こうした会食の常態化があったと指摘している。
港社長はこの幹部A氏について、聞き取りや通信履歴なども含めた確認の結果、「弊社ホームページにおいて見解を伝えた」とし、具体的な関与については「調査委員会でしっかりと調査をする。調査委員会に委ね、経緯をすべて明らかにして報告していただく」と説明。調査委については「速やかに行う」と語るにとどめた。
また、発端となったとされる飲み会にA氏以外のフジテレビ社員が関与していたかどうかも調査委員会に委ねるとした。
- 1月17日、フジテレビの港浩一社長は、タレントの中居正広氏が女性との間で「性加害」と思われるトラブルとなり、週刊文春などでフジテレビ幹部社員の関与が報じられている問題を受け、会見を開き、港社長は問題が起きた直後に問題を把握し対応していたと明らかにした上で、第三者の弁護士を中心とした調査委員会を新たに設けると明らかにした。
- 「回答回避」を連発 真相は闇の中に
- 中居氏「女性加害トラブル」は、調査委員会を設置する事態に発展した。港社長は「当時の対応が適切だったかは、今後(調査委に)調べていただく」と述べた。しかし、最も肝心な社員の関与や、トラブル後のフジの対応などに話が及ぶと「調査に関わること」などと回答を避ける場面が目立った。100分間の会見で、30回超あったという。
中居氏と女性の間でどんなトラブルが起きたのか、双方に守秘義務が当事者は明らかにできない。港社長は再三に渡って、「女性の人権や心身の安全を第一に」として、一切、言及しない。疑惑が疑惑を呼ぶ悪循環に陥っている。
16日発売の週刊文春は、中居氏のトラブルだけでなく、フジの企業風土も問題視。フジ社員が自社の女性アナウンサーをタレントと2人きりにして性的接触をさせることが常習化していると報じている。会見でもこうした記事が「事実なのか」と問われ、港社長はこう語った。
「私は、そういうことはなかったと信じたい、と思いますが、それも含めて調査委員会にゆだねたい」とした。しかし、エンターテインメント番組の現場の責任者として現場の責任者だった森社長は、女性アナウンサーの酒席「上納」が常態化していたどうかなど、すべてを知っていたと思われる。- フジテレビは、港社長ら幹部が発生直後にトラブルを把握しながら、1年半にわたって中居氏出演する番組の放送を続けたことや、1月17日の記者会見では、撮影などに制限を加え、独立性があいまいな調査委員会を設置しようとしたことなど、経営陣の判断や対応は批判されてしかるべきだ。
- トラブル把握後も中居氏を出演し続けたフジテレビ
出典 「まつもtoなかい」公式サイト
- ◆『まつもtoなかい』継続の疑問
2023年4月、フジテレビはお笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志氏と人気タレントの中井正広氏のコラボ・バラエティ番組、「まつもtoなかい」(毎週日曜日 21時~21時54分)をレギラー番組としてスタートさせた。
担当プロデューサーは、「女性加害トラブル」が起きた時の中居正広氏のマンションに女性を誘ったと週間文春で指摘された「幹部社員A」である。「幹部社員A」は松本氏や中居氏と親密な関係を築いていたことで知られていた。
番組MCが「会わせたい」と思う著名人2名同士をマッチングさせ、対面トークやパフォーマンスを行う番組である。
フジテレビは、東西の人気タレントを起用する大型バラエティ番組として期待をかけた。
しかし、2013年12月、週間文春が、松本人志が女性に性的行為を強要したとする記事を掲載して、問題は拡大していった。
松本氏は2024年1月、芸能活動の休止を発表。その後、文芸春秋などに対し、5億5000万円の損害賠償や訂正記事による名誉回復を求める訴訟を起こした。
松本氏の代理人は「記事に記載されているような性的行為やそれらを強要した事実はない」と主張。週刊文春編集部は「一連の記事には十分に自信を持っている」とコメントした。
「まつもtoなかい」は、松本氏の芸能活動の休止により、2024年1月28日放送で番組は終了、2024年2月4日から「だれかtoなかい」と番組名を改めて、内容をリニューアルして中井氏の起用を継続した。
フジテレビは、松本氏の芸能活動の休止で、番組を終了する機会があった可能性があったことも認めている。
そして、2024年6月下旬に、今度は中井正広氏「性加害トラブル」が発生し、森社長も8月にはトラブルを把握した。
フジテレビは、この時点で、「だれかtoなかい」を継続するか止めるかの判断を迫られたと思われる。しかし、その結論は、「継続」だった。
後の会見で、「本来、中居氏への調査を基に適切に判断されるべきでした」と述べている。この番組が始まったのは2023年4月であり、「開始から間もなく唐突に終了することで憶測を呼ぶことを憂慮し、 当初、番組を中止するような大きな動きを作ることを控えたいという考えがありました」と釈明した。
2024年11月8日に、突然、松本氏側と文春側は8日、同氏が訴えを取り下げることで合意し、裁判が終結したと明らかにした。
フジテレビは11月に、中井氏に対して「だれかtoなかい」を終了すること告知したとするが、その後も放送は継続され、1月12日の放送からは休止、番組が終了したのは、中井正広氏「女性加害トラブル」が週刊誌などで報道された後の2025年1月22日だった。- ◆パリ五輪、MLB、プロ野球などのスポーツ特番でも中居氏を起用
一方、スポーツ特番では、「女性加害トラブル」を把握してからも、中井正広氏への起用は続いた。「女性加害トラブル」を知らない現場は、これまで通り中井正広氏を起用するのは当然である。この現場の決定を覆すことも港社長はできたはずである。しかし、「女性加害トラブル」が社内で表ざたになるのを恐れて中井正広氏の起用を容認した。
*「フジMLB中継_ワールドシリーズ中継応援サポーター」(10月31日第5戦)に中居正弘を起用
*『中居正広のオリンピック珍プレー好プレー大賞』(7月11日)
*「年末恒例 「中居正広のプロ野球珍プレー好プレー大賞」(12月5日)
中居正広氏「女性加害トラブル」が明らかになる過程で、ほぼ同時並行で松本人志氏の問題が頻繁に報道されている状況の中で、中居正広氏を番組で起用し続けた責任は極めて重い。
- ◆『まつもtoなかい』継続の疑問
- テレビ中継や動画撮影を禁止 週刊誌・ネットメディアは締め出し
- 会見の参加者は、フジ側の要望により放送取材の記者会に加盟する新聞・通信社やスポーツ紙に限られた。NHKや在京キー局は質問できないオブザーバー参加で、テレビカメラもなし。ネットメディアやフリーの記者も参加できなかった。記者会は開催前に、フジにオープンな形での開催を要請したが拒否された。会見でもフジ側は「様々な方策を検討したが、総合的な判断」と述べた。
今回の会見での最大の問題点は、告発記事を掲載した週間文春など週刊誌やネットメディアを締め出した上に、テレビ中継や動画撮影を禁止したということである。テレビメディアの一角にいるフジテレビの信じられない暴挙だろう。政府や企業などに不祥事が発生した際には、メディアは生中継や動画撮影など要求してきた。今回の「暴挙」で、フジテレビは政権や企業の不祥事などの会見に出席する資格がない。即刻、テレビメディアの資格を返上すべきだ。
旧ジャニーズ事務所の性加害問題で、NHK・民放などのメディアとタレント事務所との癒着体質が被害を助長したとして厳しい批判を浴びたのは記憶に新しい。タレント事務所に「忖度」して、「見て見ぬふり」をしたメディアの責任は大きい
フジテレビは、「中居正広氏と女性のトラブル問題」で、事実関係を曖昧にせず、明らかにさせる義務がある。今回の騒動でフジテレビは視聴者との信頼関係を完全に喪失した。 - スポンサー離れが一気に加速 75社以上がコマーシャル停止
- 1月17日の港社長の会見を受けてフジのスポンサー離れが一気に加速した。「トヨタ」「日本生命保険」の2社が1月18日、広告の出稿停止を立て続けに明らかにし、公益社団法人ACジャパンの公共広告への差し替えるとした。「NTT東日本」「明治安田生命保険」「アフラック生命保険」も同様の措置を講じると表明した。
その後も、スポンサー企業の広告の出稿停止が相次ぎ、「明治安田生命」、「花王」、「キッコーマン」、「サントリー」、「ライオン」、「セブン&アイ・ホールディング」などが続いた。
フジテレビは、1月21日放送の報道番組で、スポンサー企業の間でCMの見合わせが20日までに75社に上ったと報じた。公益社団法人ACジャパンの公共広告への差し替えは350本以上になると明らかにした。
テレビでのスポンサー企業の広告(コマーシャル)は、特定の番組に対する「タイムCM」(2クール 6か月契約)とそれ以外の「スポットCM」(契約は随時)があり、「タイムCM」は30秒以上、「スポットCM」は15秒以上とされている。
フジテレビのこうしたコマーシャル収入は、2024年上半期で合計712億円(「タイムCM」368億円、「スポットCM」343億円)で、総収入1156億円の60%強にあたる。中居正広氏の「女性トラブル」で、広告の出稿停止をしたスポンサー企業への返金義務はないが、フジテレビは代理店を通じて広告を差し替えている企業に対し、今月分の広告料金を請求しない方針を示していること明らかになった。通常、広告料金は前月実施分を翌月に請求することになっているという。
また、来月以降の契約済みのコマーシャルについてはキャンセルを受け付けるとした。
この結果、フジテレビは約200億円以上の減収となるという。
主要スポンサーの一つ日本生命保険は、1月27の会見を見て、「ガバナンスに係る懸念や人権の観点での懸念の払拭につながるような説明は十分になされなかった」として、状況に変化がなければ3月分もキャンセルするとした。現時点では、高校掲載を再開するという企業はない。
さらに、2月は来期のスポンサー契約交渉が佳境になる時期、フジテレビは来年は年間1400億円程度のスポンサー収入を見込んでいるが、現状ではすぐさまスポンサーへの復帰は見込めず、来期の減収は500億円を上回る懸念も出てきた。 中居正広氏「女性トラブル」を巡るフジテレビ経営陣の対応のお粗末さは、フジテレビの経営の屋台骨を揺るがしてしまった。 - 相次いだ中井正広氏出演番組の降板や中止
- 中井正広氏が主演している6つのレギラー番組すべてで降板や中止が相次いだ。
・「ザ・世界仰天ニュース」(日本テレビ)
・「THE MC3」(TBS)
・「中井正広の金曜日のスマイルたち」(TBS)
・「中井正広 ON&ON AIR」(ニッポン放送)
・「だれかtoなかい」(フジテレビ)
・「中井正広の土曜日な会」(フジテレビ)
しかし、中井正広氏「女性加害トラブル」を港社長がが把握したのは昨年8月、以後、中井正広が出演したレギラー番組は継続して放送し、スポンサー関連の特別番組では中井正広氏を起用し続けた。「だれかtoなかい」が終了となったのは2025年1月22日である。その責任は極めて重い。
- フジテレビの「黄金時代」を支えた港浩一氏
- フジテレビは「楽しくなければテレビじゃない」のスローガンを掲げ、エンターテインメント番組に力を入れて、1982年に年間平均視聴率三冠を初めて獲得し、83年度決算では営業収入で在京キー局首位となり、「黄金時代」を迎えた。
港浩一氏は、この「黄金時代」に、いくつものヒット番組を生み出した名物プロデューサーとして知られている。港氏は1952年生まれ、北海道出身。早稲田大第1文学部を卒業後の76年にフジテレビに入社した。フジテレビが最も勢いがあった1980年から1990年第にディレクターとして人気番組「夕やけニャンニャン」「オールナイトフジ」などを担当した後、プロデューサーとして「とんねるずのみなさんのおかげです」「とんねるずのみなさんのおかげでした」の番組などのバラエティ番組を手がけた。
フジ躍進の躍進の立役者は、80年に編成局長となった日枝久氏、88年には生え抜きで初の社長に就任した。1992年、産経新聞取締役会で鹿内宏明会長が突然解任されるという「クーデター」が発生。鹿内氏は、フジテレビ創設時の専務・鹿内信隆氏の養子。ニッポン放送、フジテレビの会長職や、フジサンケイグループ会議の議長も務めていて、グループの「総帥」と言える人物だった。「日枝体制」が確立される。
港氏は、「日枝体制」の元で、第二制作部部長やバラエティ制作センター室長、バラエティ制作センター担当局長、常務取締役などを歴任。タレントや芸能関連事務と密接な関係を築き局内での地位を獲得した。
しかし、「日枝体制」に移行した後の2011年、2004年から10年間継続していた年間平均視聴率三冠を日本テレビに譲る。かつて番組制作に携わりフジの絶頂期を知る役員たちが立て直しを図ったが、以降、苦戦が続くことになる。
港氏は、2015年にフジ・メディア・ホールディングスの子会社の番組制作会社、共同テレビの社長に就任した。共同テレビは港氏の在任中、NHKの「チコちゃんに叱られる!」やTBSの日曜劇場「危険なビーナス」などをヒット作を世に送り出している。
2022年6月、7年ぶりにフジに復帰、社長に就いた。当時の新聞社の取材で「社長就任の話はとても驚いたが『フジテレビを再び強くする』という使命を感じた」と話し「このタイミングで社長になったのは、看板番組を出すためだと思う。やっぱりテレビは面白い。自信と誇りを持ってやっていきたい」と語っていた。
バラエティ番組の“ドン”として、フジテレビを長い間、牽引してきた港氏だけに、タレントや芸能関係事務所との関係の“オモテとウラ”のすべてを知り尽くしていた「当事者」であるのは間違いない。
- 「女性性加害トラブル」問題をいつ把握? その対応は?
- 港社長は1月17日の記者会見でトラブルに関し、2023年6月に「女性の様子の変化に気付いた社員が声をかけた」ことをきっかけにトラブルを把握し、「極めて秘匿性の高い事案と判断した」と述べ、専門医と共に女性の心身の回復とプライバシー保護を最優先に対応し、中居正広氏への聞き取り調査は行わなかったとしている。
23年6月当時、フジ専務だった大多亮関西テレビ社長は、「(トラブル発生から)程なく私に報告が上がり、港社長に報告した」と述べた一方、副会長の遠藤龍之介民放連会長は昨年12月中旬に週刊誌の取材を受けて初めて知ったと話したことが明らかになっており、一部の役職員のみで隠蔽していたとみられる。
複数の関係者によると、23日の社員向け説明会で、会社の危機管理などを担うコンプライアンス部門の担当者が、昨年12月に一部週刊誌の取材を受けるまでトラブルについて知らされていなかったことが秋若になっている。
フジテレビ経営陣の「隠蔽体質」が露呈した。 - 【速報】フジテレビ 港社長と嘉納会長が辞任 一連の問題で引責
フジテレビ会見 出典 ABEMA news
- 1月27日、中居正広氏「女性加害トラブル」問題で社員が関与していたなどと週刊誌で報じられたことを巡り、フジテレビは港浩一社長と嘉納修治会長が一連の問題への対応の責任をとってきょう付けで辞任すると発表した。
港社長は1976年にフジテレビに入社し、バラエティー番組の制作などに携わったあと、2022年から社長を務めていました。
また、嘉納会長は、去年からフジ・メディア・ホールディングスの会長とともにフジテレビの会長も務めていた。
港社長は、中居さんと女性とのトラブルの発生直後に事態を把握していながら、1年半にわたって中居さんが出演する番組の放送を続けたほか、今月17日の記者会見では、撮影などに制限を加え、独立性があいまいな調査委員会を設置しようとしたなどとして社員や親会社の大株主などから批判の声が相次いでいた。
新社長には、明日付で清水賢治専務が就任。
記者会見は、午後4時から東京・台場の本社で行われ、さまざまな制限を加えた17日の会見から一転、参加メディアを制限せず、動画撮影を認め、時間無制限で質問を受ける「オープンな形」で開催された。プライバシー保護の観点から質疑応答は、生中継はNGとし、10分遅れの放送や配信を各媒体に求めた。関係者によると出席者は異例の500人規模になる見通しだ。- 嘉納会長の会見での冒頭発言は以下の通り。
まず、社として人権に対する意識の不足から十分なケアできなかった当事者の女性に対し、心からおわびを申し上げたいと思います。一連の報道によりまして視聴者の皆様方、広告主、株主の皆様方、メディア、制作会社の皆様方、取材先、ロケ先でご協力いただいた皆様方に心よりおわび申し上げます。申し訳ございませんでした。
この事態を招きました責任は私ども経営者にある。私は、本日付でフジテレビジ並びにフジメディアホールディングスの代表取締役会長を辞任することといたしました。また、フジテレビジョンの代表取締役社長並びにフジメディアホールディングスの取締役である港も辞任することといたしました。- 新社長に就任するで清水賢治氏は、慶大卒業後、1983年にフジテレビに入社。編成局編成部に配属され、ドラマ・アニメを担当。手腕を発揮し、「Dr.スランプ アラレちゃん」「ドラゴンボール」「ちびまる子ちゃん」「こちら葛飾区亀有公園前派出所」「幽☆遊☆白書」など多数の大ヒットアニメをプロデュース。現在も「暗殺教室」などのプロデュースに携わっており、フジテレビのアニメ史を支えたとされている。
- 1月27日、中居正広氏「女性加害トラブル」問題で社員が関与していたなどと週刊誌で報じられたことを巡り、フジテレビは港浩一社長と嘉納修治会長が一連の問題への対応の責任をとってきょう付けで辞任すると発表した。
- 「癒着体質」からの脱却 テレビ局は「襟」を質すべきだ
- 中居正広氏「女性加害トラブル」の背景になっているのは、テレビ局とタレントや芸能関係事務所との過度な「癒着」の弊害である。
NHK、とりわけ民放各局は、視聴率を確保するために、人気タレントの出演を確保する番組作りが常態化している。良く言えば「タレント・ファースト」、実態は“人気タレント頼み”の安着な番組作りと言っても良い。こうした体質が、タレントや芸能関係事務所との不適切な“癒着”が生まれる背景となっている。
ジャニーズ性加害問題では、NHK、民放各社の“忖度”体質が、被害を助長したのは記憶に新しい。「見て見ぬふり」をしたNHK、民放各社の責任は大きい。
中居正広氏「女性加害トラブル」の案件は、フジテレビだけの問題で済ますことができる問題はなく、テレビ局とタレントや芸能関係事務所との関係の構造的問題が含まれていると思われる。
まずは、フジテレビはすべての疑惑に対して徹底的に調査して、納得的できる調査結果を明らかにすべきだろう。
この数年、フジテレビの凋落ぶりは激しいのもがある。2024年1月クールにはゴールデン帯の平均世帯視聴率が開局以来初の最下位となる。その裏に、“人気タレント頼み”の安着な番組作りで、企画力、演出力の低下があると思われる。フジテレビの再生は前途多難である。
- 「食の都庄内」 隠された秘密
晩秋の月山 筆者撮影
- 庄内浜、出羽三山、庄内平野、豊かな自然に育まれた庄内は、「食の都」。四季折々の海に幸、山の幸、肥沃な田畑の幸、都会では味わえない故郷の「食」が味わえる。その秘密を解き明かす。
庄内に春の到来を告げる「サクラマス漁」解禁 画像出典 おいしい山形
- サクラマス漁は毎年3月1日に解禁される。庄内浜では酒田港と加茂港が漁港として指定されている、
山形県の魚・サクラマスは、桜が咲くころに遡上が始まることから、「春を告げる魚」としても知られている。
「春祭りに日には値段が高くても必ず食べる」のが庄内人。上品な脂が特徴で、とくに春に遡上してくる「川マス」が絶品とされ春祭りのご馳走として親しまれてきた。産卵前になると桜色になるので「サクラマス」と名前が付けられた。- 春の定番 マス焼き 孟宗汁と味わうと最高 出典 庄内観光サイト
孟宗汁と筍御飯 孟宗汁は厚揚げとしいたけを入れて酒粕、味噌仕立てでじっくり煮込む 出典 やまがた観光ナビ
月山筍 春先の名物 竹の子汁にすると美味 出典 食の庄内
庄内浜ののどぐろ 出典 庄内ざっこ
- 庄内浜、出羽三山、庄内平野、豊かな自然に育まれた庄内は、「食の都」。四季折々の海に幸、山の幸、肥沃な田畑の幸、都会では味わえない故郷の「食」が味わえる。その秘密を解き明かす。
- いまや庄内を代表する名産物になっただだちゃ豆
だだちゃ豆 出典 庄内ざっこ
- ⏩だだちゃ豆 秘話
- ⏩食の庄内 Media-closeup Report 深層情報
- ⏩だだちゃ豆 秘話
- 旧庄内藩士が月山山麓に開拓した「松ヶ岡開墾場」はワイナリーに変貌
松ヶ岡開墾場の近くにオープンした庄内ワインレストラン 出典 PINO COLLINA
- 150年前の明治維新の廃藩置県後、庄内藩士3000人は刀や槍を鋤や鍬に持ち替えて拓いた「松ヶ岡開墾場」、現在は国指定史跡として指定を受け、瓦葺上州島村式三階建の蚕室が五棟現存し、一棟が修復されて松ケ岡開墾記念館となっている。
この松ヶ岡には、今、ぶどう畑が広がっている。6か所の畑に約1万本のぶどうが栽培され、庄内松ヶ岡産「日本ワイン」が醸造されている。2017年に始めてワイン用のぶどうを植えて2020年からブドウを収穫、庄内松ヶ岡産ワインの醸造を開始 今では6か所の畑に8品種、約10000本を栽培
ワインレストランでは、ランチ、ディナー、カフェタイムを用意。ショップも併設。ワイン畑見学やワインの試飲ができるワイナリーツアー(有料 要予約)も可能。
- 150年前の明治維新の廃藩置県後、庄内藩士3000人は刀や槍を鋤や鍬に持ち替えて拓いた「松ヶ岡開墾場」、現在は国指定史跡として指定を受け、瓦葺上州島村式三階建の蚕室が五棟現存し、一棟が修復されて松ケ岡開墾記念館となっている。