- IOC、15の改革案「アジェンダ2020+5」承認 ミラノ・コルティナ冬季五輪が最初の大会に
2025年6月で退任するバッハIOC会長 二期8年に渡りIOCの舵取りを担う 次期会長は初の女性会長、カースティ・コベントリー氏
- 2021年3月12日、国際オリンピック委員会(IOC)は総会最終日に、15の五輪改革案を盛り込んだ「アジェンダ2020+5」を満場一致で承認した。開催コスト削減、デジタルプレゼンスの向上、新しい収益源の開発などで、五輪大会を開催都市、スポンサー、観客にとって魅力的なものにすることを目指し、今後5年の新指針となるもので、ミラノ・コルティナ冬季五輪2026が改革案のもとで開催される最初の大会となる。
バッハ会長は「コロナ危機はわれわれの世界を根本的に変化させている。世界は二度と以前のようにはならない。健康危機を最終的に克服した後でも、広範囲にわたる社会的、財政的、経済的、政治的な影響に直面するだろう」と語り、提案の意義を強調した。
今回の改革は、デジタル化、持続可能性の進展、財政的な回復力、連帯と信頼の5つの柱に基づき、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)後の世界的環境のなかで組織と大会をより良く位置付けるとしている。
新たな項目には、「五輪開催都市の経費削減」、「ドーピングや八百長など不正防止策の拡大」、「バーチャル(仮想)スポーツの五輪採用の検討」、「ジェンダー平等の促進」、「収益の多様化」など、15項目の提言が盛り込まれている。
この内、「五輪開催都市の経費削減」では、複数都市の開催や、競技によっては国外の会場での開催を容認した。
競技会場については、新設施設は必要とせず仮設で対応することを求めている。
- 開催地決定プロセスは変革 IOC委員全員による投票方式は廃止
バッハ会長の主導で、2019年6月のIOC総会で開催地選定に関する規則の変更が行われた。これまではIOC総会でIOC委員全員の投票で開催地が選定されたが、この方式が贈収賄など不正の温床となっているとして廃止され、代わってIOCが設立する「将来開催地委員会」が招致を表明している都市・地域・国について調査検討して候補地を絞り込む。候補地にはIOCが開催したいと考える都市・地域・国も含まれる。
「将来開催地委員会」は絞り込んだ候補地を理事会に諮り、理事会で実質的に候補地を決める。総会は理事会提案を承認するだけというプロセスに改めた。各国IOC委員が候補地決定に関与するすべは消えた。
そしてIOCは肥大化する招致費用の節減に焦点をあてている。
IOCは2001年に「アジェンダ2001」を発表しているが、この時は1998年に開催決定したソルトレイクシティ(2002年開催)の招致に関し、接待や供応といったオリンピックの屋台骨を揺るがすスキャンダルが発生したことで、抜本的な対策が必須となっていた。
肥大化批判 開催経費経費暴騰批判 商業主義批判 オリンピックへの風当たりは激しさを増す
- 五輪大会は、開催規模の肥大化や開催経費の膨張が世界中から激しい非難を浴びていた。また商業主義批判や冬季大会では住民からの環境破壊批判も激しさを増していた。
こうした状況の中でスポーツ・コンテンツとして五輪大会自体への訴求力も失速し始めていた。
世界の各都市は、世界最大のマルチ・スポーツ・イベントの肥大化と経費高騰の重荷に耐えかねて、開催地になることへの熱意を喪失し始めた。
冬季五輪大会2022の立候補都市は最終的に北京とアルマトイの2都市だけとなった。当初はオスロ、ストックホルム、ミュンヘン、クラクフも立候補を計画していたが、財政的理由、住民投票で否決されるなどして立候補を断念。IOCは、このままでは五輪大会招致に手を上げる開催都市はなくなるのではという大きな危機感を抱いた。
2014年12月、IOCは40項目に渡る改革プラン「アジェンダ2020」承認して、開催都市の負担軽減や追加種目採用を推進した。
しかし開催地選定プロセスで立候補する開催都市の減少は防げなかった。
夏季五輪大会2024では、当初は、ハンブルグ、ボストン、ローマ、ブタペスト、パリなどが招致に名乗りを上げたが、ハンブルグは住民投票で敗れ撤退、ボストンは米国内の選考で立候補都市になったが、開催経費の赤字を市財政で補填することを拒否して撤退(代わってロサンゼルスが名乗りを上げる)、ローマも財政難で辞退、最後まで残ったブタペストも財政難を理由に撤退、最終的に残ったのはパリとロサンゼルスだけになった。
冬季大会2026では、オーストリア・インスブルックやカナダ・カルガリが住民投票の結果を受けて撤退、バルセロナは政治情勢の不安定化で辞退、ソルトレークシティはロサンゼルスが夏季大会2024に立候補したため立候補を撤回、札幌は北海道胆振東部地震で辞退(2030年を目指したが東京五輪汚職や住民の支持が得られず撤退)、最終的に残ったのはストックホルム/オーレとミラノ・コルティナのいずれも複数都市開催候補だけになった。
- 前回のアジェンダ2020では大会規模膨張の歯止めも提唱している。夏季大会では、競技数の「28」の上限は撤廃する一方で、種目数は「310」を上限とする。冬季大会では競技数「10」の上限を廃止し、種目数の上限を「100」とした。また夏季大会では、参加選手数を「1万500人以下」、大会役員を「5000人以下」とし、冬季大会では参加選手「2900人以下」、コーチ役員「2000人以下」と制限を課した。
- 複数都市て開催する「広域開催」 新設競技場はアースホッケー場一つのみ
- イタリア北部で行われるミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪大会2026は、膨張する開催経費を抑制しようとするとする国際オリンピック委員会(IOC)の改革の元で、初めて複数都市が組織委員会を作る「広域開催」大会で、今後のオリンピック運営の分岐点となる大会となる。
大会は、オリンピックが2026年2月6日から22日までの17日間、パラリンピックは 3月6日から15日までの10日に渡って開催され、オリンピックでは新競技の山岳スキーを含む16競技116種目、パラリンピックでは6競技79種目が実施され、195のメダルを競う。93の国と地域から約3500人のアスリートが参加する予定である。
競技は、ミラノ(Milano)、コルティナ・ダンペッツォ(Cortina d'Ampezzo)、バルテリナ(Valtellina)、バルディフィエメ(Val
di Fiemme)の4つクラスターとベローナ(Verona)の14競技会場で行われる。。開催エリアは約2万2000平方キロメートルに及び、冬季五輪としては過去最大のエリアでの開催となる。
今大会で新設する競技会場は、ミラノ郊外のアイスホッケー会場、パライタリア・サンタ・ジュリア(Palaitalia Santa Giulia)のみで、そのほかの施設は既存か仮設となる。約85%が既存施設を利用する。
開会式は、ミラノにあるサッカースタジアム、メアッツァ・スタディオ(Stadio Meazza)、閉会式はベローナあるローマ時代の円形競技場、アリーナ・ベローナ(Arena
of Verona)で行われる。
- 「広域開催」となるこの大会の最大の課題は、円滑な輸送の確保である。ミラノとコルティナ・ダンペッツォ間は約300キロメートル、遠隔地に点在するクラスター間の選手や大会関係者の移動や観客の輸送が問題となる。
出典 Milano Cortina2026
- ⇒ミラノ・コルティナ冬季五輪2026 選手村 旧鉄道操車場跡地の再開発事業(“ポルタ・ロマーナ”)として建設
- 新種目 SKI MOUNTAINEERING(通称 “スキーモ SKIMO”)を実施
- SKI MOUNTAINEERING(山岳スキー)は略してSKIMO(スキーモ)とも呼ばれ、上り坂や下り坂を滑ることに加えて、登山技術を駆使して雪山を駆け抜ける競技です。新たにミラノ・コルティナダンペッツォ2026冬季大会で追加される
スキーモは、山岳地帯に設定されたゲレンデ内の斜面を利用した昇り下りのコースで行われるのタイムレース。登りではスキーに滑り止めのシールを装着する「シール登高」、下りではシールを外して踵を固定して滑降する。急斜面や岩場などの一部のコースでは、スキーを外してザックに取り付け、ブーツで歩行する「ブーツ登高」でて進むように設定されたセクションもある。短距離種目の「スプリント」と「ミックスリレー」の2種目が行われる。スキーモは、ヨーロッパの山岳軍のトレーニングの一環として発展したと言われ、特にヨーロッパで非常に人気のある競技。ISMF(International
Ski Mountaineering Federation:国際山岳スキー連盟)によって競技のルールや体制が確立され、2002年にはフランスで初のスキーモの世界選手権が開催された。オリンピックではミラノ・コルティナダンペッツォ2026冬季大会にて初めてこの競技を導入する。バルディフィエメ(Val di Fiemme)クラスタのBormio Stelvioで開催される。
SKI MOUNTAINEERING 出典 TEAM JAPAN JOC
- ミラノ(Milano)クラスター
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- Meazza Stadium 開会式(Opening Ceremony)
出典 Milano Cortina2026
- スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ(Stadio Giuseppe Meazza) は、イタリア・ミラノにあるサッカー専用スタジアム。世界最強の一つ、イタリアのプロサッカーリーグ、セリアAのインテル・ミラノとACミランがホームスタジアムとして使用、管理・運用は両クラブが共同保有する企業、M-Iスタディオが行っている。
現在の観客収容数は75,000人(座席数)。
ミラノ市内にあるスカラ座にちなんで「カルチョのスカラ座」または「サッカーのスカラ座」とも呼ばれ、現存するスタジアムでは4番目に古く、かつ国内のサッカースタジアムでは最大の収容能力を持つスタジアムとなっている。
- 元々の名称は、スタディオ・コムナーレ・ディ・サン・シーロ(Stadio Comunale di San Siro)、略してサン・シーロと呼ばれて市民に親しまれていた。1980年、スタジアムの所有者であったミラノ市は現在の正式名称であるスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ(Stadio
Giuseppe Meazza)へと改名したが、サポーターはこれを拒否、サン・シーロの名称を使い続けている。
- 老朽化が激しい現サン・シーロは、Milano Cortina2026の開会式を最後に、取り壊し、ミラノ郊外に新しいスタジアムを建設する予定だった。しかし計画は行き詰り、混迷を深めている。
インテルとACミランは、現サン・シーロが、他のライバルチームのスタジアム比べて老朽化して劣勢に立たされていたが、その収益増加の挽回策として、をミラノ郊外に新たな近代的な新スタジアムを建設する案を決めた。
一方、スタジアムの所有者、ローマ市は、100年の歴史を持つ現在のサン・シーロを改修し、ミランとインテルの本拠地として維持するという案を支持した。
しかし、新スタジアム建設案は、サン・シーロに愛着を持つ市民の反発が強く、また歴史ある収容人数約8万人のスタジアムの歴史的建造物保護規則で計画は頓挫した。
ACミランとインテルは、ミラノ市の現サン・シーロの改修計画を拒否したが、同じ場所に新しい共同スタジアムを建設する提案を復活させている。
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- Palaitalia Santa Giulia Ice Hockey Para Ice Hockey
出典 Milano Cortina2026
- パライタリア・サンタ・ジュリアはイタリア・ミラノ郊外のサンタジュリアに建設中の多目的アリーナ。2022年秋に着工し2025年完成予定で、完成すればイタリア最大のアリーナになる。2026年ミラノ五輪ではアイスホッケー会場として使用予定。観客収容数1万6000人。Milano
Cortina2026で使用する14の競技会場の中で唯一、新たに建設する施設で、建設費は2億5000万ユーロ(400億円)。
アイスホッケー競技は10年以上ぶりに、、北アメリカのプロアイスホッケーリーグ、NHL選手が大会に参加する予定で、Milano Cortina2026の注目競技になっている。
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- Milano Ice Skating Arena Short Track Figure Skating
出典 Wikipedia
- ミラノ・アイス・スケーティング・アリーナは、国際フィギュアスケート競技会や有名なスケートスクールの本拠地で、バスケットボール、テニスなどや、コンサートなど多様なイベントも催されている多目的施設。2026年には冬季オリンピックのショートトラックスピードスケートとフィギュアスケートの会場となる。観客収容数7500人。
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- Rho Fiera Milano Speed Skating, Ice Hockey
出典 Milano Cortina2026
- Rho Fiera Milano は、ミラノに本社を置くFiera Milano SpA社の見本市および展示会、会議会場。イタリア国内では最大規模の施設で、で世界でも第4位の規模を誇る。
フィエラ・ミラノでは毎年約70のイベント(そのうち約3分の1は直接主催)を開催し、約30,000の出展者が参加する。
Milano Cortina2026では、4つの展示場を使用して、仮設でアイスリンクを整備して、スピードスケートとアイス・ホッケーを開催する。
仮設アイスリンクの建設費は2000万ユーロ。観客収容数は、Ice Hockeyで1万2000人、Speed Skatingで6500人。
- コルティナ・ダンペッツォ(Cortina d'Ampezzo)クラスター
出典 Milano Cortina2026
- コルティーナ・ダンペッツォ(Cortina d'Ampezzo)は、イタリア共和国ヴェネト州ベッルーノ県にある、人口約5,800人の基礎自治体(コムーネ)。
ドロミーティ山脈の麓、アンペッツォ地方の中心地であり、登山やウィンタースポーツの拠点となるリゾート地である。1956年には、この町を中心に第七回冬季オリンピック大会が行われた。
コルティナには選手村が設けられ、最大 1,400 人の選手を収容できるプレハブのトレーラーハウスが設置される。トレーラーハウスはパラリンピックでも選手の宿泊に利用される。
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- Olympia Delle Tofane Alpine Skiing Para Alpine Skiing, Para Snowboard
出典 Milano Cortina2026
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- Cortina Olympic Stadium Curling Wheelchair Curling
出典 Milan Cortina d’Ampezzo 2026
- コルチナ・ダンペッツオオリンピック冬季五輪1956年で建設された木製のアイスアリーナは修復され、カーリングの会場になる。。
- Cortina Sliding Centre Bobsleigh, Skeleton, Luge
出典 Milano Cortina2026
- コルティナ ダンペッツォの新しいスライディング センターは、1968 年にグルノーブルでボブスレーで 2 度優勝した「空飛ぶ赤毛」のエウジェニオ
モンティ(Eugenio Monti)にちなんで名付けられた伝説のスロープのコース上に建設される。このコースは、1956 年の冬季オリンピックの会場であり、イタリアのアスリートたちの歴史的な偉業が数多く記録されている。観客収容数 3150人。
- 伝説の旧コースの上に新たなコースを建設するという「野心的」な計画は地元の関係者から出された。これに対し、国際オリンピック委員会(IOC)は、経費などを理由に強く反対して、オーストリアやスイスの現在稼働中の施設で開催するように勧めた。イタリア国内の環境保護団体も反対した。しかし、イタリア政府は、自国開催にこだわり、8160万ユーロ(約132億円)を投じて新たなコースを建設することを決め、工事企業に発注したところが工事はストライキなどで遅れ、IOCが義務付けている1年前に開催するテスイベントに間に合うかどうかが不安視された。IOCは間に合わない場合は、テストイベントは米国のレークプラシッドで開催すると通告した。結局、工事は間に合って3月下旬にテストイベントが無事、開催され、IOCや国際競技団体もこの結果を歓迎した。
- アンテルセルヴァ(Anterselva)
- Südtirol Arena (Anterselva / Antholz) Biathlon
- 出典 Milano Cortina2026
- バルテリナ(Valtellina)クラスター
- リヴィーニョは、スイス国境近くのレーティッシュアルプスの標高 1,816 メートルに位置する高い山々に囲まれた地域。ヴァルテッリーナ北部の「宝石」とも言えるこの町は、年間を通じて何千人もの観光客を迎え、山好きや高所スポーツ愛好家に人気の観光地となっている。
11 月から 5 月にかけては、100 km を超えるスキー場 (標高 1,800 メートルから 2,900 メートル) でスキーを楽しむことができる。また、スノーパークが多数あるため、フリースキーヤーやスノーボーダーにも人気がある。
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- Livigno Snow Park Freestyle Skiing, Snowboard
出典 Milano Cortina2026
- Livigno Areal Moguls Park Moguls
出典 Milano Cortina2026
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- Bormio Stelvio Alpine Skiing, Ski Mountaineering
- バルディフィエメ(Val di Fiemme)クラスター
- ヴァル・ディ・フィエンメの中央部にある町、テーゼロ(Tesero)は、人口約2,900人の自治体で、テーゼロ湖の近くにはクロスカントリースキーセンターがあり、これまで何回もノルディック選手権が開催されてきた。また文化、民俗イベントが開催され、職人による木工部門の中心地としても知られている。
- プレダッツオ(Predazzo)は1989 年にオープンした歴史的スキージャンプ競技場のある町。FIS スキージャンプ ワールドカップなどの会場として知られている。
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- Predazzo Ski Jumping Stadium Ski Jumping, Nordic Combined
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- Tesero Cross-Country Skiing Stadium Cross-Country Skiing, Nordic
Combined Para Cross-Country Skiing, Para Biathlon
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- ベローナ(Verona)
出典 世界遺産オンライン
- 街の中心部には古代ローマ時代の円形競技場跡があり、街の象徴となっているほか、中世の町並みがよく残っており、2000年には「ヴェローナ市街」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。シェイクスピアの戯曲『ヴェローナの二紳士』『ロミオとジュリエット』の舞台としても知られる。
- Arena of Verona Closing Ceremony
出典 Arena of Verona
- アレーナ・ディ・ヴェローナ(Arena di Verona)は、イタリアのヴェローナにある古代ローマ時代の円形闘技場。現在は夏期の屋外オペラ公演によって有名である。
"Arena"とはラテン語で「砂」を意味し、これは闘技あるいは演劇などの催される平土間部分に敷き詰められた砂に由来している。
長径139メートル、短径110メートルの楕円形のこの闘技場はローマ帝国初代皇帝アウグストゥス(在位 前27年~後14年)の統治末期か、あるいは遅くとも30年頃完成したと考えられている。もともとはローマ時代の都市を防御していた壁の外側に位置していたが、市域の拡張に伴い、現在ではヴェローナ市街地のほぼ中心に位置している。観客席は44段の大理石製で、当時の収容人数は約25,000人であったとされている。
- 1913年、ジュゼッペ・ヴェルディ生誕100年を記念して野外オペラ・フェスティバルの企画が実現、アレーナはヴェルディ『アイーダ』によりオペラ劇場として再出発した。以降、世界最大規模の(定期)屋外オペラ会場として有名になった。Milano
Cortina2026の閉会式では、どんな演出でフィナーレを飾ってくれのか楽しみである。
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