
- MilanoCortina2026 フィギュアスケートエキシビション
エキシビションに出演した参加者の記念写真 撮影者はこの大会を最後に引退する坂本花織
出典 Olympicscom
フィギュアスケートエキシビション 三浦璃来/木原龍一ペアが登場
「Can't Stop The Feeling」に乗せ、ダンサブルなプログラムを披露。手拍子が広がる中、スピード感あふれるスケーティングと迫力あるリフトで会場を沸かせた。
出典 Olympicscom
フィギュアスケートエキシビション 坂本花織選手 オリンピック最後の演技
坂本花織選手は映画『グレイテスト・ショーマン』の「A Million Dreams」に乗せ、新しいプログラムを披露した。
優しい表情と伸びやかなスケーティングで会場を包み込む。
静かな強さと揺るぎない存在感がにじむ、坂本選手らしいプログラムとなった。
フィギュアスケートエキシビション 中井亜美選手が登場
中井亜美選手は「Don’t You Worry ’Bout a Thing」に乗せ、笑顔が印象的な演技を披露。軽快なリズムに合わせたステップで会場を盛り上げた
フィギュアスケートエキシビション 鍵山優真選手がプログラムを披露
エキシビションプログラムの振り付けは、鍵山選手のコーチであり、オープニングで演技を披露したカロリーナ・コストナー氏。
ピアノの旋律に合わせ、流れるようなスケーティングとスピード感が際立つプログラムでミラノの観客を魅了した。
フィギュアスケートエキシビション 佐藤駿選手「千本桜」を披露
佐藤駿選手は冒頭のトリプルアクセルの着氷と同時に手拍子が起こり、観客と一体となったパフォーマンスを披露。「千本桜」に乗せ、優雅で力強い演技で会場を盛り上げました。- MilanoCortina2026 フィギュアスケート女子
フィギュアスケート女子FS 坂本花織選手が銀メダル 中井亜美選手は銅メダル 金メダルはアリサ・リュウ(米国)
坂本花織選手は今季限りでの引退を表明しており、今大会が集大成となるオリンピック、『愛の讃歌』に乗せ、持ち前のスピードと高さのあるジャンプを披露。
コンビネーションジャンプは単独となりましたが、ダイナミックなコレオシークエンスで観客を沸かせた。
フリーは147.67点、トータルスコアは224.90点で銀メダル。金メダルは、アリサ・リュウ(米国)
最終滑走で登場したのはSP1位の中井亜美選手は、ショートプログラムに続きフリーでも冒頭のトリプルアクセルを成功させると、その後も高難度のコンビネーションジャンプを着氷。伸びやかな演技を披露して、銅メダル。千葉百音選手は、完璧な演技で4位入賞。
アリサ・リュウ、自己ベスト更新で逆転の金メダル
SP3位から逆転劇を演じたのはアリサ・リュウ。「マッカーサー・パーク・スイート」の冒頭、トリプルフリップを鮮やかに決めると、音楽の盛り上がりとともに会場を熱狂の渦に巻き込んだ。後半もトリプルルッツからの3連続ジャンプなど3本を成功。ジャンプが決まるたびに観客のボルテージは上がり、自身もプログラムを心から楽しむような高い表現力を見せつけた。FSで150.20点、合計226.79点といずれも自己ベストを更新し、見事に金メダルに輝いた。
坂本花織、集大成の銀メダル
自身最後のオリンピックとなる坂本花織は、SP2位からスタートした。冒頭のダブルアクセル、続くトリプルフリップ、トリプルルッツ+ダブルトゥループのコンビネーションを次々と成功させる。後半も3連続ジャンプやトリプルループを決めたが、終盤のコンビネーションが単独のトリプルフリップになるミスがあり、演技後はやや悔しそうな表情を浮かべた。それでもスピンとステップではレベル4を獲得。FS 147.67点、合計224.90点をマークし、準優勝という成績で現役最後のオリンピックを締め括った。
中井亜美、初の大舞台で銅メダルを死守
SP首位の中井亜美は、冒頭で大技のトリプルアクセルを着氷させた。続くコンビネーションで回転がほどけるミスがあったものの、その後は崩れることなく立て直す。後半にはトリプルルッツ+ダブルアクセル+ダブルアクセルの3連続ジャンプを成功させ、終盤のステップシークエンスでも高い表現力を発揮した。ミスに納得のいかない表情を見せる場面もあったが、最後は笑顔で初のオリンピックを滑り終え、銅メダルを獲得した。
千葉百音、自己ベスト更新も一歩届かず4位
SP4位の千葉百音は「ロミオとジュリエット」に乗せ、冒頭のトリプルフリップ+トリプルトゥループを成功させた。前半にダブルアクセルを含む4本のジャンプを決めると、後半も2つのコンビネーションを着氷。終盤まで質の高いステップとスピンを披露し、ともにレベル4を獲得した。FS 143.88点、合計217.88点と自己ベストを更新したものの、メダルには一歩届かず4位に終わった。
1 Alysa LIU(アメリカ合衆国) 76.59 150.20 226.79
2 坂本 花織(日本) 77.23 147.67 224.90
3 中井 亜美(日本) 78.71 140.45 219.16
4 千葉 百音(日本) 74.00 143.88 217.88
5 Amber GLENN(アメリカ合衆国) 67.39 147.52 214.91
6 Adeliia PETROSIAN(中立選手) 72.89 141.64 214.53。
- アリサ・リュウ(Alysa Liu)
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ミラノ・コルティナ冬季オリンピックのフィギュア・スケート女子で、米国代表のアリサ・リュウ(Alysa Liu)がSP3位から逆転して金メダルを獲得した。リュウの地元米国以外で、この金メダルを大きく報道した国がある。中国だ。
20日午前9時30分(日本時間)現在、中国のSNS、ウェイボーのホットアクセスランキングで「劉美賢が金メダル」は2位にランクインしている。劉美賢はリュウの中国語名だ。リュウは中国系アメリカ人で、父親は中国四川省出身。しかも、天安門事件のあと、米国に亡命したエリートだったことが判明した。
16歳で電撃引退…UCLAで学び2年前に復帰 MilanoCortina2026で頂点へ
ショートプログラム(SP)3位の世界女王アリサ・リュウ(20=米国)が、坂本花織、中井亜美を制し、逆転で金メダルを獲得した。
フリー1位の150・20点をたたき出し、合計226・79点。8日まで行われた団体に続き、米女子では初の2冠を達成した。「今日はずっと楽しかった」とほほ笑んだ。
前回22年の北京五輪では6位入賞。翌月の世界選手権では銅メダルに輝いた。ところが一転、まさかの16歳にして電撃引退を表明。「スケート以外のことがしたい」とエベレストを登山したり、進学したカリフォルニア大ロサンゼルス校(UCLA)で心理学を学んだりした。スケート靴は1年半にわたってクローゼットの奥にしまい、競技も全く見なかったという。
そんな中、24年1月にふと思い立った。「スケートって、どんなものだったっけ?」。軽い気持ちでリンクへ戻り、20分ほどウオーミングアップした後にいきなり3回転サルコーを着氷。3カ月後には全5種類の3回転を降り、復帰を決断した。
カムバック1季目の昨季はいきなり世界選手権で優勝。今季も五輪前哨戦となった昨年12月のグランプリ(GP)ファイナルを初制覇した。緊張とは無縁の世界女王は今大会もミスなく演技を通し、復帰からわずか2年弱で五輪女王へと駆け上がった。
◆アリサ・リュウ(Alysa Liu)
2005年8月8日、米カリフォルニア州生まれ。19年全米選手権で史上最年少の13歳で優勝。同年ジュニアGPシリーズ第1戦アメリカ大会で、米国女子初の4回転ルッツ成功。同年ジュニアGPファイナル2位。20年世界ジュニア選手権3位。22年北京五輪6位。同年世界選手権3位。同年4月に引退を表明し、24年3月に現役復帰を発表。25年世界選手権から国際スケート連盟(ISU)の主要大会で3連勝。身長158センチ。 - フギュアスケート 女子ショートフリー 中井亜美、暫定トップ 坂本花織 2位 千葉百音 4表彰台独占の可能性も
フィギュアスケート女子SP 中井亜美選手が自己ベスト更新で暫定1位
今季シニアデビューを果たした中井亜美選手。
冒頭のトリプルアクセルを成功させると、その勢いのまま全てのジャンプを着氷し、弾けるような笑顔を見せた。伸び伸びとしたスケーティングで会場を魅了した。
自己ベストを更新する78.71点をマークし、今シーズン世界2位の得点で暫定1位
坂本花織選手は暫定2位
最終グループ4番目に登場した坂本花織選手は、冒頭のトリプルルッツを着氷すると、その後も高さとスピードのあるジャンプを成功、持ち前の表現力と雄大なスケーティングで圧倒的な滑りを見せた。77.23点をマークし、中井亜美選手に続く暫定2位。
3位はアリサ・リュウ、シーズンベストを更新する76.59点をマーク、4位はショート最終滑走の千葉萌音。
1位 中井 亜美(日本) 78.71
2位 坂本 花織(日本) 77.23
3位 Alysa LIU(アメリカ合衆国) 76.59
千葉 百音(日本) 74.00
出典 Olympicscom。- フィギュアスケートペアFS りくりゅうペアが世界歴代最高得点で劇的な逆転勝利 金メダル
第3グループ最終滑走で登場した三浦璃来/木原龍一ペアは、冒頭のジャンプを成功させると、その後も完成度の高いエレメントを次々と決めた。スピード感あふれる滑りと豊かな表現で会場を魅了し、自己ベストを更新する158.13点をマークし、フリーの世界歴代最高得点を記録した。首位ハーゼ/ボロディン組に6.9点差をつけられたが、フリーで世界歴代最高得点をたたき出して見事に逆転、金メダルを獲得した。
銀メダルはアナスタシア・メテルキナ/ルカ・ベルラバペア。ジョージアにとって、1994年の冬季オリンピック初出場以来初のオリンピックメダルとなった。
1位 Miura/Kihara (日本) ショート:73.11 フリー:158.13 総合:231.24
2位 Metelkina/Berulava(ジョージア) ショート:75.46 フリー:146.29 総合:221.75
3位 Hase/Volodin (ドイツ) ショート:80.01 フリー:139.08 総合:219.09
出典 Olympicscom
フィギュアスケートりくりゅうペア金メダル!三浦「嬉し泣きに変わって嬉しいです」木原「本当感謝しかない」圧巻の逆転劇インタビュー
ショートプログラムでのまさかの5位発進から一夜明けた2月16日。「皆が僕の心をもう一度立て直してくれた」と、木原は支えてくれた人たちへの感謝を口にした。強い気持ちで氷上に戻った『りくりゅう』は、世界歴代最高得点を叩き出し、見事な逆転劇で金メダルをつかみ取った。
ミラノ・コルティナ2026でのフィギュアスケート団体戦で更新したばかりのフリースケーティング(FS)自己ベストをさらに塗り替え、世界歴代最高得点となる158.13点を叩き出した『りくりゅう』こと三浦璃来/木原龍一ペアが、キスアンドクライで喜びを爆発させた。
前日のショートプログラム(SP)では首位から6.9点差の5位と出遅れたふたりだったが、FSで圧巻の大逆転。2位ジョージアに9.49点差をつけ、合計231.24点で日本ペア史上初の金メダルをつかみ取った。
これまで積み上げてきたすべてのピースがひとつに重なったかのような演技で世界王者の実力を示したふたりは、演技後にインタビューに応じた。
「(木原)正直もう終わってしまったかなって一瞬心が折れてしまったんですけど、りくちゃんだったりコーチだったりトレーナーさんだったり友人だったり、皆が僕の心をもう1度立て直してくれたので本当感謝しかないです」
冒頭で高さのあるトリプルツイストリフトを決めると、続く3連続ジャンプも美しく着氷。前日のSPでタイミングが合わず減点となったグループ5のアクセルラッソーリフトも、この日は完璧なレベル4で成功させた。スピード感あふれる流れに乗りながら、すべてのエレメンツを重厚な『グラディエーター』の音楽にのせてつなぎ、最後のコレオシークエンスまで『運命を切り開く』物語を力強く描き切った。
「魔法を起こしなさい」逆転金を支えた励ましの言葉
「本当にまだ(金メダルの)実感は湧いていないんですけど、昨日の失敗から今日こうして自分たちらしい滑りをすることが出来て、そこが本当に1番嬉しいかなと思っています」
三浦が笑顔で振り返ると、木原は、押しつぶされそうだった心を皆が引き上げてくれたことに、感謝の言葉を口にした。
「今日の公式練習まで結構(SPを)引きずってしまって。泣くことはあんまりないんですけど、ずっと涙が止まらくて。人生でもあまりこういった状態になったことないですけど、そういう中でも、りくちゃんが「まだ終わってない。悔しい気持ちがあるなら絶対大丈夫」って強い言葉をかけてくれて、ブルーノ(マルコット)コーチは野球の話にたとえて、「9回裏2アウト取られるまで試合は終わらない。だからまだ試合は終わってないんだ」って、皆が僕を立ち直らせてくれたので、本当に感謝しています」
2人は笑顔を浮かべながら、“あの圧巻の演技”の舞台裏について明かしてくれた。
「(三浦)朝からもう龍一君の泣いてる姿をずっと見てたんで」
「(木原・演技後も)号泣してた。本当泣きすぎて疲れちゃった」
「(三浦)本当にウォーミングアップ中も泣いてたんですよ。今はどういう気持ちで泣いてるの?って聞いたら、「何で泣いてるのかわからない」って言うから、「赤ちゃんかいっ」ていうツッコミがあったんですけど。笑」
「(木原)本当に泣きずぎて疲れました」
「(三浦)本当に嬉し泣きに変わって嬉しいです、私は」
『りくりゅう』を指導するマルコットコーチは、昨日のSPからまだ少し動揺が残っていた2人にこう伝えたという。
「彼らはここに来る時点で、もう準備はできていました。すごく自信もありました。1番伝えたかったのは、「今日は今日。今日、世界一にならなければならない」ということ。何が起きたとしても、5年後、10年後、20年後にこの瞬間を振り返ったときに、「あの日、自分はすべてを出し切った」と思える日にしてほしかったからです。「魔法を起こしなさい。心で滑りなさい」と伝えました」
日本ペア史上初のメダルを導いた今の気持ちについて尋ねると、こう答えが返ってきた。
「どうかな…正直言って、自分のことは考えていません。とにかく、何よりもうれしいです。本当に特別ですね。私は彼女が13歳の頃からペアを指導してきて、ゼロから一緒にスタートしてきましたから。私が思い描いてきた「ペアスケーティングはこうあるべきだ」というビジョンを、彼らが体現してくれていると感じています。それが何より意味のあることなんです。でも、これは私1人の力ではありません。リンクのコーチたち、日本とカナダの家族、地域で支えてくれた方々、私生活を支えてくれた人たち、連盟のサポート、そしてファンの皆さん、本当に多くの人が関わってくれました。だからこそ、支えてくれたすべての人に、心から感謝しています」
北京2022の7位から4年。追い求めてきた頂点にたどり着き、個人戦で金メダルをつかんだ『りくりゅう』も、あふれる喜びを語った。
「(木原)昨日は終わっちゃったなっていう風に思ったので。リフトはやっぱり得意分野でしたし、テクニックエラーではなかったので、少しそこが悔やまれたなって思いがあって。今日こうして良い感じで終えれたので。昨日は全然寝れなかったので、今日はしっかり休息したいと思います。応援してくださった全ての方々に(メダルを捧げたいです)。自分たちは本当に沢山の方々に支えていただいて獲得することができたメダルだと思うので、お世話になった方々全員に、メダル取ったよって叫び倒したいなって思います。ありがとうございました」
「(三浦)本当にたくさんのたくさんの方に支えられて私たちはここまでやってきたので、常に(メダルをメダルを)持ち歩いて、みんなにかけてあげたいなと思います」
出典 Olympicscom- フィギュアスケート・ペアSP ハーゼ/ボロディンペアが暫定1位 りくりゅうペアはまさかのミスで暫定5位
りくりゅうペアはアクセルラッソーリフトでタイミングが合わず、木原のリフトの軸に三浦が乗ることが出来ず、痛恨のミスとなった。このリフトは、-2.30点のGOE減点を記録した。
一方、最終滑走に登場したミネルバ・ファビエンヌ・ハーゼ/ニキータ・ボロディン組(ドイツ)は、1つ1つの技を正確に決め、世界ランク1位の実力を示し、80.01点をマークし、自己ベストを更新。
この結果、暫定1位でショートプログラムを終えた。りくりゅうペアの差は6.9差、フリーでの巻き返しはなるか?
1位 Fabienne HASE/Minerva NikitaVOLODIN(ドイツ) 80.01
2位 Anastasiia METELKINA/Luka BERULAVA(ジョージア)75.46
3位 Lia PEREIRA/Trennt MICHAUD(カナダ) 74.60
5位 三浦璃来/木原龍一(日本) 73.11
19位 長岡柚奈/森口澄士(日本) 59.62 ※フリー進出ならず
フリースケーティングは、あす2月16日28:00(17日04:00)からスタート
出典 Olympicscom- フィギュアスケート男子シングル 鍵山優真選手が銀メダル、佐藤駿選手が銅メダル
銀メダルを獲得した鍵山優真 伏兵、カザフスタンのミハイル・シャイドロフが金メダルに
- 最終滑走に登場したイリア・マリニン選手は世界中でただ一人できる技、4回転アクセルに挑んだが、ジャンプが抜けてシングルアクセルに。その後も得意の4回転ジャンプでのミスが続き、8位に沈む。
この結果、暫定1位だったカザフスタンのミハイル・シャイドロフ選手が金メダルに輝いた。カザフスタン勢のフィギュアスケートでのメダルは、ソチ2014のデニス・テン選手以来となる。
鍵山優真選手は2大会連続の銀メダル
北京2022の時期に手術を経験した佐藤駿選手は、オリンピック初出場で銅メダルを獲得しました🥉
1位 Mikhail SHAIDOROV 291.58
2位 鍵山優真 280.06
3位 佐藤駿 274.90
13位 三浦佳生選手
大健闘 銅メダルに輝いた佐藤駿 出典 Olympicscom
フィギュアスケート男子 銀メダル・鍵山優真選手「まだまだ強くなれると実感できた」 フィギュアスケート男子で、銀メダルを獲得した鍵山優真選手
ジャンプでのミスもあり、演技終了直後は悔しさをにじませる表情を見せていた。
しかし、自身の銀メダル、そして佐藤駿選手の銅メダル獲得が決まると、笑顔で佐藤選手を称える姿が印象的だった。
試合後のインタビューでは、「4回転フリップという技を入れていたので、そこに関して少しミスがあったのは悔しいですけれど、でもこの構成を最後まで全力で出し切れたということに関しては、全く悔いはないと思う」と振り返っった。
悔しさと確かな手応え、その両方をにじませた今回の銀メダル。鍵山選手の率直な言葉から、大会を終えた今の思いが伝わってくる。
出典 Olympicscom
- 最終滑走に登場したイリア・マリニン選手は世界中でただ一人できる技、4回転アクセルに挑んだが、ジャンプが抜けてシングルアクセルに。その後も得意の4回転ジャンプでのミスが続き、8位に沈む。
- フィギュアスケート団体戦 日本、僅差に及ばず銀メダル
フィギュアスケート競技の、全ての始まりとなる団体戦。2月6日、初日の予選のトップバッターはアイスダンスの「うたまさ」こと吉田唄菜/森田真沙也ペア。リズムダンスで10チーム中の8位スタートにとどまった。戦友である鍵山、佐藤は「うたまさ」の演技に静かに感動の涙を流した。基本的には個人で戦うフィギュアスケートで、チームとして一丸となって戦うことの面白さと心強さを、一貫して感じさせてくれたフィギュアスケート陣。そのスタートは、まさにこの瞬間にあった。
「うたまさ」に続いて行われたのが、ペアのショートプログラム(SP)、最終滑走で「りくりゅう」こと三浦璃来/木原龍一組は、昨季世界選手権王者らしい貫禄の滑りでショートプログラム(SP)で自己ベストの82.84点を叩き出し、ペア出場10組中トップにたった。冒頭のトリプルツイストリフト、続くトリプルトウループで勢いに乗ると、続くリフトでレベル4、出来栄え点2.90点の高評価。最後まで「Paint It Black」に乗せて力強く滑り切った。ここで日本は6位に順位を上げた。
最後は、女子シングルSPで、坂本花織が登場。アメリカ合衆国のアリサ・リュウを上回り1位に。首位を行く最大のライバル・アメリカ(25pt)にわずか2pt差と肉薄し、悲願の金メダル獲得へ向けて暫定2位につける絶好のスタートを切った。坂本は「ほっとしている」と安堵の表情を見せた。
後半戦、日本の男子シングルSPを務めたのは鍵山優真。冒頭、スピード感あふれる滑りから4回転トウループ+3回転トウループのコンビネーションを完璧に成功させると、続く4回転サルコウも見事な着氷を見せる。おどけた仕草や豊かな表情で会場を魅了し、トリプルアクセルやステップ、スピンでも高い技術を証明。自己ベストに迫る108.67点を叩き出し、日本に貴重な10ポイントをもたらした。
一方、最大のライバルと目されていたの“4回転の神”イリア・マリニン(アメリカ合衆国)は、トリプルアクセルの着氷が詰まるなど得意のジャンプで得点を伸ばしきれず、98.00点で2位に留まった。
日本は男子シングルに加え、女子シングルとペアでもそれぞれ1位(10ポイント)を獲得。合計34点で首位に立ったアメリカ合衆国に続き、1点差の合計33点で2位で後半に進んだ。3位の開催国イタリア(28ポイント)、4位カナダ(27ポイント)、5位ジョージア(25ポイント)も後半へ進んでいる。
2月8日に決勝の残り3種目が行われ、で銀メダルを獲得した。
この日行われた決勝では、ペアの“りくりゅう”三浦璃来/木原龍一と女子の坂本花織がともに1位(10ポイント)を記録する圧巻の演技を見せ、首位アメリカ合衆国を猛烈に追い上げた。最終種目の男子シングルでは、佐藤駿が2位(9ポイント)と健闘したが、日本は合計68ポイントを獲得したが、アメリアにわずか1ポイント及ばず逃げ切られる結果となった。
日本は女子とペアで予選・決勝の1位を独占する驚異的な総合力を見せたが、惜しくも金メダルは逃した。3位には60ポイントのイタリアが入った。
日本の猛追で、男子フリーでは、アメリカチームは、絶対的エースをイリヤ・マリニンを強引に投入、金メダルを死守する作戦に出た。一方、日本は、団体戦フリーでは佐藤駿を起用して、鍵山優真を温存、6日後に行われる男子シングルでの金メダルを狙う作戦に出た。結果、イリヤ・マリニンは、男子シングルでは、団体戦出場の疲れもありメダル争いから脱落、8位に沈んだ。鍵山優真は銀メダル。
- ミラノ・コルティナ2026フィギュアスケート日本代表選手
- 女子
坂本花織
中井亜美
千葉百音
男子
鍵山優真
佐藤駿
三浦佳生
ペア
長岡柚奈/森口澄士
三浦璃来/木原龍一
アイスダンス(団体)
吉田唄菜/森田真沙也
- 全日本選手権フィギュアスケート選手権2025
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ミラノ五輪代表が決まる! 2025大会は、4年に1度の特別な大会、ミラノ・コルティナ五輪最終選考会となる。男女それぞれ3枠のオリンピック代表権を賭け、国内トップスケーターが4年分の全てをぶつける今大会。
なかでも世界選手権出場経験者は男子6人・女子7人と過去最多。 誰が栄冠を勝ち取るのか、そして代表に選ばれるのは? 今年の全日本は世界で1番過酷な代表決定戦となる!
坂本花織5連覇、五輪代表に 2位島田麻央、3位は千葉百音―全日本フィギュア
坂本花織 出典 IOC Gorin
- 12月21日、フィギュアスケートの全日本選手権最終日は、ミラノ・コルティナ五輪代表最終選考会を兼ねて東京・国立代々木競技場で行われ、女子フリーでショートプログラム(SP)首位の坂本花織(シスメックス)が1位の154.93点をマークし、合計234.36点で5年連続6度目の優勝を遂げた。銅メダルに輝いた前回の北京大会に続き、3大会連続の五輪代表に決まった。坂本花織は王者の貫禄を見せつけた完璧な演技で、国際スケート連合(ISU)非公認ながら世界最高得点を上回る合計234・36点で5連覇を果たした。連続3回転など高難度のジャンプを次々と決め、「愛の讃歌」の力強い女性ボーカルに合わせて、ダイナミックにも情感たっぷりと滑りきった。坂本花織は今期限りで引退を表明している。万感込めた完璧な演技名演で5連覇を果たした。
ジュニアの島田麻央(木下グループ)がSPに続いてフリーも2位で、合計228.08点で2位に入った。年齢制限のため、五輪には出られないが、次世代のエーズに躍り出た。
SP4位の千葉百音(木下グループ)は、(木下グループ)が、しなやかな滑りでまとめ、216・24点で順位を上げて3位。しかしジャンプの回転不足が複数とられのは惜しかった。中井亜美(TOKIOインカラミ)は、冒頭にトリプルアクセルに挑んだが、ダブルアクセル判定に。その後は立て直したが、得点は伸び悩み、213・56点で4位。渡辺倫果(三和建装)は7位だった。
今季限りでの引退を表明した樋口新葉(ノエビア)は、第3グループに登場。冒頭の連続ジャンプはやや乱れたが、その後は立て直し、力強くダイナミックなステップで最後まで会場を巻き込んだ。試合後はリンクに大の字になり、手でWをつくる「新葉ポーズ」も披露。合計203・06点で、8位で終えた。同様に引退を評している三原舞依(シスメックス)は、笑顔でリンクイン。高難度の連続3回転などジャンプをすべて着氷し、魂のこもった滑りでファンの心を揺さぶり、190.63点で10位で終えた。
ペアは長岡柚奈、森口澄士組(木下アカデミー)が制した。三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)は三浦の左肩負傷のため棄権した。アイスダンスは吉田唄菜、森田真沙也組(木下アカデミー)が連覇を果たした。
大会終了後、全日本フィギュアスケート連盟は、来年2月に行われるミラノ・コルティナ五輪代表を発表した。
・男子:鍵山優真(オリエンタルバイオ)、佐藤駿(エームサービス)、三浦佳生(オリエンタルバイオ)
・女子:坂本花織(シスメックス)、中井亜美(TOKIOインカラミ)、千葉百音(木下グループ)
・ペア:三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)、長岡柚奈、森口澄士組(木下アカデミー)


- 鍵山優真が連覇、五輪代表に 佐藤駿、三浦佳生は有力
鍵山優真 出典 IOC Gorin
- フィギュアスケートの全日本選手権第2日は20日、ミラノ・コルティナ五輪代表最終選考会を兼ねて東京・国立代々木競技場で行われ、男子フリーはショートプログラム(SP)首位の鍵山優真(オリエンタルバイオ)が183.68点で2位となり、合計287.95点で貫録の2連覇。銀メダルに輝いた前回の北京五輪に続き、2大会連続五輪代表に決まった。しかし、中盤のトリプルアクセルで失敗して、「1回転半」になり、その後の4回転ジャンプでは痛恨の転倒、悔いの残る演技だった。鍵山は得点が出る間に待つ「キス・アンド・クライ」で泣いた。 SP5位の佐藤駿(エームサービス)は、3回の4回転ジャンプを決め、完璧な演技で、鍵山を抜いてフリーで1位となり、総合で2位に入った。SP2位の三浦佳生(オリエンタルバイオ)が3位。佐藤、三浦は五輪代表入りが有力。代表枠の残り2枠は、今大会の順位やこれまでの実績で決まる。17歳の中田璃士(TOKIOインカラミ)が4位、友野一希(第一住建グループ)は6位だった。
佐藤駿 出典 IOC Gorin
三浦佳生 出典 IOC Gorin
- 女子ショートプログラム 坂本花織、今季世界最高を上回りSP首位…20歳千葉百音は五輪争いで好位置つける
坂本花織 出典 IOC Gorin
- フィギュアスケートの全日本選手権は19日、国立代々木競技場第一体育館で開幕した。来年2月のミラノ・コルティナ五輪の代表選考に直結する大会だ。 女子SPが行われ、坂本花織(シスメックス)が、国際スケート連合(ISU)非公認ながら、今季の世界最高を上回る79・43点でトップに立った。17歳で五輪出場資格のない島田麻央(木下グループ)が、0・10点差の2位。今季グランプリ(GP)ファイナル2位の中井亜美(TOKIOインカラミ)が77・50点で3位につけた。GPシリーズ2連勝の千葉百音(木下グループ)が74・60点で4位、五輪代表を争う渡辺倫果(三和建装)が71・36点で6位。 女王、坂本が圧巻の演技を見せた。3つのジャンプはすべて美しく着氷し、加点を引き出した。スピン、ステップは最高難度のレベル4をそろえて、優雅に舞った。自身も納得の演技に、滑り終えた直後に、左手で力強いガッツポーズを繰り出した。今季限りでの引退を表明している坂本の笑顔がはじけた。 17歳の島田が躍動、冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)をきっちり決めると以降も、切れのある演技を見せた。得意の高速で回るスピンを決めた。 GPファイナルではSPで首位に立ったが、フリーで失速した20歳の千葉は、スピード感あふれる演技で高得点を出した。五輪代表争いでは、GPシリーズで表彰台に立った坂本花織(シスメックス)と中井亜美(TOKIOインカラミ)に先行されてたが、フリーの演技で巻き返しを図る。
島田麻央 出典 Youtube/FUJI TV
中井亜美 出典 Youtube/FUJI TV
千葉百音 出典 ISU
- 国際スケート連盟(ISU)は22年6月、五輪出場の条件となるシニアの年齢制限を15歳から段階的に17歳へ引き上げると発表。23-24年シーズンから16歳、24-25年シーズンから17歳となった。シーズンの切り替わりは7月1日で、26年ミラノ・コルティナ五輪の代表資格者は25年6月30日時点での満17歳が条件。日本は高校2年生の世代にあたり、08年4月27日生まれの中井はシニア、同10月30日の島田はジュニアとなる。このため、中井は五輪の出場資格を持つが、島田は資格を持たない。
ペアは連覇が懸かる三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)がSP84.91点で首位に立った。長岡柚奈、森口澄士組(木下アカデミー)は2位。
- ISUグランプリファイナル 国際フィギュアスケート競技大会 愛知・名古屋2025
フィギュアスケートのグランプリ大会を勝ち抜いた世界トップ6人(組)のみが参戦できるグランプリ(GP)ファイナル。今年は名古屋にオープンしたばかりのIGアリーナにて開催! 12月6日は、最終日で、男子フリー、女子フリー、アイスダンスが開催された。
来年2月開催のMilano Cortina2026まであと2か月余り、日本の出場枠は男女それぞれ3枠。全日本選手権(12月19~21日、東京・代々木第1体育館)で最終的に決まるが、代表3枠争いの情勢が見えてきた。 女子では、今大会で日本勢トップの銀メダルに輝いた中井亜美(TOKIOインカラミ)と銅メダルの坂本花織(シスメックス)が大きくリードし、ショートプログラム(SP)首位から総合5位と苦しんだ千葉百音(木下グループ)が追っている。 全日本選手権で優勝するれは代表入りも可能で、他の選手も巻き返しを狙う。代表の座は誰が獲得するのか、いよいよ終盤を迎えた。
- 女子フリー アリサ・リュウ(米) 146・70の高得点、合計222・49点SP2位から逆転優勝
女子フリーは、アリサ・リュウ(米)が、146・70の高得点、合計222・49点SP2位から逆転優勝、世界選手権2024に続き連覇して女王の貫録を示した。
アリサ・リュウは、米国カリフォルニア州生まれ、20歳。父親は四川省出身で米国の移住した弁護士。2019年全米フィギュアスケート選手権でシニアクラスに出場し、史上最年少の優勝を果たす。ジュニアグランプリシリーズに参戦し、第1戦目のアメリカ大会では4回転ルッツとトリプルアクセルを成功させ優勝を果たした公式競技会で4回転ルッツを成功させたのは女子選手としては2人目。北京冬季五輪2022の米国代表となり、総合7位。大会後、2022年4月、目標が達成できたとして引退を表明。
しかし、1年後の2024年3月、突然、現役復帰を表明、直後の世界選手権ボストン大会でいきなり優勝して脚光を浴びた。
SP3位の中井亜美(TOKIOインカラミ)、トリプルアクセル(3回転半)を冒頭で成功させ、フリー2位の146・98点をマーク、合計220.89点で、坂本花織を抑えて総合2位に入った。中井亜美はシニアに今季から本格参戦したばかりの17歳。GPデビュー戦のフランス大会で優勝をさらうなど、快進撃が続く。2位という結果を出して五輪代表にも大きく前進した。
SP5位の坂本花織(シスメックス)はフリーではノーミスの演技で149.40を上げてトップの高得点、女王の意地を見せて巻き返して、合計1位、合計218・80で総合3位に滑り込む。
SPでは、坂本花織は冒頭の3回転ルッツが2回転になり、規定で無得点になるという思わぬミス、坂本5位に沈み、演技後、坂本は涙を流した。週間後のは五輪選考が懸かる全日本で巻き返しを目指す。
SP首位の千葉百音(木下グループ)は、ジャンプで痛恨の2回転倒、132・95と崩れてフリー6位、合計210・22点で総合5位に沈んだ。SP首位で優勝が期待されたが残念な結果に終わった。
渡辺倫果(三和建装・法大)は207.14点で6位。
- 男子フリー、イリア・マリニン(米)が、7本の4回転ジャンプを成功 フリー世界最高得点を更新
男子フリーでは、イリア・マリニン(米)が、6種類、計7本という誰もまねできない4回転ジャンプを成功させてフリー世界最高得点を更新する238・24点を上げて、合計332・29点で、ショートプログラム(SP)3位から逆転で3連覇達成。
SP1位の鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)は193・64点で4位。合計302・41点で2年連続の総合2位とした。鍵山優真は4回転ジャンプを決めて圧倒的な高得点を挙げたイリア・マリニンを目のあたりして、相当なプレッシャーを受けながら冷静に滑り切り、4回転ジャンプ3本は全て成功して300点越えを達成。マリニンには逆転を許したが、納得の2位である。SP1位の鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)は193・64点で4位。合計302・41点で2年連続の総合2位とした。鍵山優真は4回転ジャンプを決めて圧倒的な高得点を挙げたイリア・マリニンを目のあたりして、相当なプレッシャーを受けながら冷静に滑り切り、4回転ジャンプ3本は全て成功して300点越えを達成。マリニンには逆転を許したが、納得の2位である。
SP2位の佐藤駿(エームサービス・明大)は、194.02点で3位、合計292.08で、2年連続の総合3位
- ペアのフリー 三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)は今季世界最高の225・21点で3季ぶり2度目の優勝。
12月5日(第2日)では、ペアのフリーがあり、ショートプログラム(SP)首位の三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)は自己ベストの147・89点を出して2位で、合計では今季世界最高の225・21点で3季ぶり2度目の優勝を果たした。SPは首位で発進したが、2位との差は0・10点、フリーの演技ではジャンプでミスが出たが、1.83点差で逃げ切った。木原は「(技と技の)つなぎや細かいことを確認してきたので、そういったところが点数に影響したのかな」と語り、表現力などを評価した。「演技構成点」は71・98で、総合2位のイタリアペアに1点以上の差をつけた。
- ジュニアGPファイナル 島田麻央4連覇を達成
同時開催のジュニアGPファイナルは女子フリーが開催され、島田麻央(木下グループ)が4連覇を達成。 島田麻央は17歳の中学3年生。2024年江原道ユースオリンピック金メダリスト。世界ジュニア選手権3連覇、ジュニアグランプリファイナル4連覇。